ケーキの中でも、特に食べにくいとされるミルフィーユ。
上手に食べられないことから、どうしても敬遠されがちですよね。
ミルフィーユのキレイな層を保ちながら、美味しく食べられる方法を調べてみました。
この方法を練習すれば、外出先などでミルフィーユを出されても大丈夫。
自信を持って、美味しくいただくことができるようになりますよ !
ミルフィーユの正しい食べ方とは
①上の飾りを先によけておく
まず最初に、ミルフィーユの上に飾られている、苺やホイップをお皿に寄せます。
ミルフィーユを包んでいるフィルムも、一緒に剥がしておきましょう。
剥がしたフィルムは、お皿の端っこなど、邪魔にならない位置に。
画像では上の飾りは乗っかったままですね……
このあと、よけています。
②フォークとナイフで優しく倒す
上の飾り、フィルムをよけたら、ミルフィーユをナイフとフォークで支えながら優しく倒していきます。
※もしナイフがなければ、指先でそっと押さえましょう。
ミルフィーユの断面が見えるように横倒しにしたら、あとは切るだけです。
③生地が崩れないようにフォークで支えつつ、ナイフで切っていく
ナイフは押し込むように一気に切るのではなく、小刻みにパイ生地に切り込みを入れるような感覚で動かしてください。
このとき、フォークで支えてあげると、生地の崩れを防げます。
※ナイフがない場合は、フォークで切り込みを入れましょう。
我が家にケーキ用のナイフがないため、果物ナイフで切り分けてます。
特に問題なく切れました。
④飾りを戻していただく
食べやすい大きさに切り分けたら、よけておいた飾りを元に戻すだけ。
今回わたしは、苺はそのまま食べてしまいました……
あまり、行儀がよろしくないですね。
⑤パイくずの食べ方
キレイに切り分けても、どうしてもパイくずは出てしまいます。
そんなときは、クリームにくっつけるようにして拾っちゃいましょう !
パイくずもなくキレイに完食できると、嬉しくなりますよね。
ごちそうさまでした♪
ミルフィーユが崩れやすい理由
固いパイ生地の下に、クリームがサンドされている形状が、崩れやすい要因とのこと。
ナイフやフォークで上から押さえつけるように切り分けようとすると、クリームでパイ生地が滑ってしまいます。
その結果、クリームははみ出るわ、パイ生地はボロボロのぐしゃぐしゃに崩れるわで、悲惨なことに……
ミルフィーユが食べにくいというのは、もうすでに周知されていますので、横に倒して切り分けるという、食べ方のコツさえ知っていれば、外出先で出されても安心です。
ちなみに、ミルフィーユを倒して食べるのは、食事のマナーとしてどうなんだろうと、疑問に思いました。
調べてみると、マナーとしては間違っていないそうです。
逆にパイ生地を剥がすように食べていくほうが、行儀が悪いと思われますので、お気をつけください。