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怪物事変 第10話『黒い工場③』感想とネタバレ

青空と鯉のぼり

前話の最後。
ミハイさんの導きによって、怪物としての力を解放した夏羽くん。

今話は、ミハイさんの部屋に閉じ込められている隠神さんから始まりました。
ちびっこトリオを心配する姿は、立派なお父ちゃんです。

ミハイさんに閉じ込められてから、3時間が経過してますけども。

さすがに焦りを隠せない隠神さんは、ドアにトラップが仕掛けられているかもしれないことを承知で、強行突破しようと決意しましたけども。

右手を銃に変化させ、いざ!というところで、すべて終わっちゃってましたけども。

ここから先は、例によって例の如く、未読の方やコミックス派の方には優しくはない、ネタバレ満載となっております。
画像はひとつもありませんが、文章でネタバレしてますのでご注意くださいませー。

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やっぱり無自覚暴君な夏羽くん

怪物の力を無事に解放できた夏羽くんは、蚊婆長女の両腕をもぎ取り、戦闘不能状態にまで追い詰めました。
瞳の色と、髪の色がちょこっと変化しております。

怪物としての力は、第1話でも片鱗を見せていたもの。
あのときは、従兄弟の弥太郎に命結石を奪われてしまったので、本能に飲み込まれそうでしたが、今は命結石を持っているおかげで制御が可能です。

ただ、危機が去ると元に戻ってしまったため、身体が力の解放を覚えるまでは、自由に力を使えなさそうな感じですね。

ミハイさんに、危機が去ったので元に戻ったことを聞いた夏羽くんですが、念のためと言いながら満身創痍の蚊婆長女のほかの脚ももぎ取ろうとします。

鬼ですね。

ここで隠神さんが、夏羽くんに呼びかけなかったら、蚊婆末っ子の指を折ったのと同じように、蚊婆長女の残りの腕もなくなっていたことでしょう。

半ズボンスーツの美少年登場

夏羽くんたちのお仕事は、バグバイト電子という企業の内部調査。
そのミッションは無事に達成できたので、あとは飯生警部にお任せしようというのが、隠神さんの言葉でした。

怪物たちにとって、人間の持つ生命力というのは、生きる糧。
その糧となる人間たちを、独り占めしようとする蚊婆3姉妹は、飯生警視たち化狐からすると、目障りで生意気な存在らしいです。

そんなところへ現れたのが、半ズボンスーツ美少年こと野火丸(のびまる)くん。
ヘッドホンをつけた有能そうな男の子で、紺ちゃんの次に、飯生警部の許へ派遣された新しい狐です。

背格好からして、夏羽くんと同じくらいの年齢でしょうか?
初対面のはずの夏羽くんを知っていて、友好的に接してくれています。

彼がバクバイト電子に派遣された理由は、証拠隠滅のため。
今回の事件で関わった人間の数が多いため、完全に隠蔽するのは難しいらしいです。
バグバイト電子の社長自身は、蚊婆の存在は知らないんですが、すべての責任を負ってもらう形で手打ちにするとのこと。

完全にとばっちりですね。
でもまぁ、蚊婆長女との会話でブラック企業っぽい発言もしているので、同情する気も起きませんが。

ところで、新キャラの野火丸くん。
ちょっとばかし胡散臭いです。
ミハイマグナムを意味深に視線を向けながら、夏羽くんに内緒話を始めたんです。

飯生警視は、命結石を諦めてないと。
なぜ、野火丸くんが間を置かずに、バグバイト電子まで派遣されてきたのかと言うと、飯生警部が夏羽くんの周辺を嗅ぎ回っているかららしいです。

隠神さんの怒りを買うと面倒なことになるから、以前のように命結石を強奪することはないけれど、夏羽くん自身が、自分の意思で命結石を飯生警部へ差し出すことを狙っているとのことです。

少しずつ感情を取り戻している夏羽くんだから、仲間の命を盾にされたらきっと、飯生警部に命結石を手放してしまいそうな気がします……

ちなみに、野火丸くんが情報をくれたのは、偏に飯生警部が嫌いだかららしいです。
本心かはわかりませんけどね?
なにせ化狐ですから。

大切な人が生きている実感

事務所へ戻ったちびっこトリオは、隠神さんからミハイさんの策略を知らされました。
晶たんは猛然と抗議したものの、この方が素直に反省するはずもなく。
隠神さんに守られたまま、簡単な任務ばかりをこなしていたら、ちびっこたちの成長はあり得ないと、ミハイさんは開き直りましたよ。

夏羽くんと晶たんは『一理ある』と納得しちゃいましたが、言い包められてますね。
でもミハイさん、ちびっこトリオのことは気に入ったみたいです。
ムフー。

そして深夜。
寝つけない夏羽くんは、晶たんとシキの心音を聞いて、大切な友達が生きていること、守れたことを改めて実感し、眠りにつきました。

うまく感情表現はできないけれど、シキを心配して、ひよこのようにシキの周囲をウロウロする夏羽くんがとても可愛いです。

夏羽くんにとって、隠神探偵事務所の面々は、なによりも大切な存在なんですよね。

ロマンス、再び

危惧していた通り、やっぱり紺ちゃんは忘れられてました。

夏羽くんの良いところは、自分の非を素直に認められて、尚且つ、きちんと謝ることができるところだと思います。
今回の件でも、夕飯の買い出し途中で任務が入り、なんだかんだで結果的に紺ちゃんを忘れてしまっていたことを謝罪してましたし。

夏羽くんと一緒に食べるために、紺ちゃんが鯉を捕獲したんですけど、夏羽くんが来るまでの間に腐っちゃったんですよね。
それを聞いた夏羽くん、真顔で衝撃を受けちゃって。

忘れていたことと、捕獲してくれた鯉を腐らせたお詫びとして、夏羽くんは紺ちゃんとお出かけをすることに。
2人でいるところを目撃した晶たんは、隣のページの夏羽くんと対になるように衝撃を受けてました。

尾行を開始した晶たんは呼び出したシキを女装させ、時にシキと芝居をしながら、夏羽くんたちのデート(?)を成功へ導いていきます。

シキもツッコミを入れてましたが、なぜ晶たんが彼女役をやらなかったんでしょう?
結果的に尾行はバレちゃったんですけど、アイスを頬張る紺ちゃんはキュートでした。

目がキラッキラしていて、『これはすごい……これはいいものだ……』って言いながら食べている姿に、頭をなでなでしたくなる可愛さですよ。

紺ちゃんが初めての任務を成功させたとき、飯生警部がアイスクリームを買ってくれたそうです。
だから紺ちゃんは、食べ物で一番好きなのはアイスクリームなんですって。

健気だなぁ……!

飯生警部を思って、泣きそうになる紺ちゃんと、それに気づいた夏羽くんの焦った顔。
彼、本当に感情が豊かになりました。

果たして野火丸くんは敵なのか?

狸である隠神さんのところへは行けないと言っていた、現在、野良狐こと紺ちゃん。
なんだかんだで、探偵事務所までついてきちゃいました。

一心不乱に、ぴーなっつ最中をもぐもぐしている夏羽くんと、紺ちゃんが可愛いです。
夏羽くんが紺ちゃんと出かけたのは、忘れていたお詫びもあるでしょうが、元気がない彼女を思ってのこと。
でも紺ちゃん、そんな夏羽くんの気遣いには、まったく気づいてませんでした。

事務所でわちゃわちゃ騒ぐ面々を、電柱の天辺で観察している野火丸くんが不穏です。

『忘れちゃダメですよ……夏羽くん。僕らは化狐ですからね』
引用元:怪物事変第 10 話

意味深なんですけどー!

野火丸くんが言う『僕ら』というのは、飯生警部のこと?
化狐全体を指している?
そこに、紺ちゃんも含まれてるの?

などなど、謎は尽きません。
夏羽くんの持つ命結石を巡り、新たな事件が起こりそうな予感です……っ。

なにか企んでいそうな笑みを浮かべて、事務所を見下ろす野火丸くんは、果たして夏羽くんの敵になるのか?

そして紺ちゃんはなにも知らされないまま、結果的に飯生警部の目的を果たす手助けをすることになってしまうのか?
飯生警部の命令は、夏羽くんより大切だと言っていたので、飯生警部に命令されたら、今までの交流はすべてなかったことにして、夏羽くんから命結石を奪うのか?

来月号も続きが気になります!


 

 

 
 


 

 
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