手っ取り早く家計管理する方法として有名な、袋分け家計管理。
実践されている方は多いのですが、上手に管理されている方がいる一方で、どうしても管理できないと悩む人も。
わたしも、袋分け家計管理を始めた当初、上手に管理できませんでした。
8月度最後である第5週目の家計簿公開をすると共に、袋分け家計管理を続けられない原因と、わたしなりに掴んだ長く続けるコツをご紹介したいと思います。
予算と内訳
買い物に行く回数を決めるのではなく、冷蔵庫や冷凍庫の中を確認して、必要なものを把握してから買い物するシステムに変更した第5週目。
まだまだ献立を考えるのは苦手ですが、冷凍食品に頼りっぱなしにはなっていません。
休みの日も食事は麺類で済ますこともなく、野菜もお肉も食べるようにしました。
買い物の回数を増やしましたが、今のところ問題はなさそうです。
使った金額: 220 円
残金: 3,780 円
続いて、8月度の予算がどれくらい余ったかも公開しちゃいます。
日用品代: 220 円
お米・調味料代: 598 円
生活費・立替金戻り: 29,691 円( 29,000 円は引き落とし口座に入金済み)
トータル: 5,423 円
今月の半ば頃に、姉から8月使用分の光熱費と家賃のほか、これまでに立て替えていた生活費を返してもらえました。
ちなみに我が家では、家賃と光熱費は完全折半制を取り入れております。
買い物の回数を1回だけと決めず、冷蔵庫の中を確認してから、買い出しへ行くように変更したので、多めに残すことができたのかなと思います。
わたしが行っている袋分けは、3つの袋で生活費を管理するシステム。
お米と調味料は別予算にしているのですが、このシステムは継続したいところです。
月 3,000 円あれば、足りなくなることもありません。
どうして袋分け家計管理が続かないの?
さて、2ヶ月に渡って家計簿を公開してきましたが、今のところ無理なく、継続できているように感じます。
袋分け家計管理は、月の初めに予算を決めて、袋に分けていくだけ。
たったこれだけのことなんですが、それでも続かない理由の多くは以下の通りに上げることが主ではないでしょうか?
・項目が多くて、わけがわからなくなる
・持っていく袋の数が増えると邪魔
こういった理由から、袋分け家計管理が続けられなくなってしまうようです。
わたしも袋分け家計管理を始めた当初、予算の貸し借りが多くなって、こんがらがってしまった経験があります。
そして結局、面倒になってやめてしまいました。
どんぶり勘定でも特に問題はなかったのですが、少しでも手元に残しておきたくなり、袋分け家計管理を再開したわけです。
さっそく、袋分け家計管理を無理なく、上手に長続きさせるコツをご紹介します。
項目は少なく簡潔に
予算を振り分けるとき、項目が多くなると挫折する原因になります。
その理由は、予算ごとの貸し借りが増えてしまうから。
最初はきちんと戻すことができても、だんだん面倒になってきます。
それを避けるために、できるだけ項目は少なくしたほうがストレスはかかりません。
スーパーと同じ敷地内や、スーパーのテナントにドラッグストアがあるなら、ついでに買い物ができるように食費と日用品は一緒に予算を組むといった具合に。
わたしの場合ですが、おこづかいも含めて食費を分けており、お米と調味料、日用品や予備費は別に予算を立てております。
なので、手元に残った予算は、トータルで3万ほど。
予備費には冠婚葬祭や医療費も含まれています。
週の初めに1週ごとの予算をお財布に入れ、残ったお金はお札は袋に戻し、小銭は別の容器にまとめておき、第5週目に数えて端数は貯金箱に入れています。
考え方もざっくりでオッケー
袋分けをする段階では、引き落としになる支出や貯蓄分は分けてあると思います。
手元に残った分を5週に分けるので、仮に週の予算がオーバーしても、最終的な予算がマイナスで終わらなければオッケーと考えると、ストレスは溜まりにくいです。
毎月、一定の金額を貯金できているなら、残った予算を使い切っても問題ないわけで、1円単位で予算の貸し借りをきっちりする必要はありません。
楽にいきましょう!
そもそも袋分け家計管理は、ズボラに考えなければ続きませんから。
さいごに
袋分け家計管理が続かないのは、ズボラだからではありません。
几帳面でも挫折する人はいるので、袋分け家計管理が長続きさせるのに、性格はあまり関係ないんじゃないか?というのが、わたしの考えです。
払うものは払い、貯金する分は先取りで貯金しておく。
そして、残った予算をバランス良く振り分けるのが、袋分け家計管理が長続きするコツなのかなと思います。