予防接種に行こうと思い、病院行くよ~と子供に言うと、
「えっ!もしかして注射!?」
と、必ず聞き返してきて身構えます。
大した痛みじゃないということも、予防接種は大事だ、と
いうことも、中学生にもなればわかっているのですけど、
注射=痛いの感覚はなかなか抜けない様子。
それくらい、小さな子供にとって注射は、苦手意識を抱いてしまう
ものなのです。
「注射を嫌がって暴れたらどうしよう?」
そんな心配をなるべく少なくするため、お子さんへの対応、
親としての心構えなど、我が子とのやり取りなどを交えながら
お話していきます。
これは!と思う部分があれば、是非参考にしてくださいね。
子供が注射器を怖がるのは当たり前
先程、中学生の我が子が一瞬身構える、とお話ししました。
身構えますが、予防接種に行くと知っても、暴れることはありません。
けれど、予防接種が好きになったわけではありませんし、
慣れたわけではないのです。
むしろ今でも、痛いと言います。
ただ、予防接種の意味を理解したので、仕方なく受けているんです。
大人でも注射嫌いの人はたくさんいます。
ちなみに、わたしの友人は今でも採血の際には、怖い怖い!やだやだ!を
ずっと呪文のように言っています。
つまり、子供が注射を怖いと思うのは、当たり前のことなんです。
なぜ怖いと思うようになるのか?
それは、単純に『痛いから』です。
「ダダをこねて暴れるから」
そう言った理由で「大丈夫、痛くない」と子供に言ったり、
注射はしないよ、と言って病院に連れて行ったりしていませんか?
なぜ予防接種をしなければいけないのか?
これをまだ理解できない幼いお子さんからしてみれば、
「注射しないって言ったのに!」
こういう方向に考えがいってしまいます。
お母さんにウソをつかれた、と子供が受ける衝撃は、
大人の理解を超えているそうです。
これは、かかりつけだった小児科の先生からのお話です。
大丈夫、痛くない⇒大丈夫じゃないし痛かった
結果、だから注射が怖い!と暴れてしまう。
それなら、
痛いよ⇒実際に痛かった
結果、やっぱり痛いから注射が怖い!で暴れる。
結局暴れるのなら、後者のほうが、正直に気持ち良く、子供
接している気がしませんか?
だから、わたしも我が子が小さい頃から、注射は痛いものだと
言って聞かせてきました。
だからと言って、すんなり予防接種を大人しく
受けてくれるわけではありません。
今や中学生の息子も昔、それはそれは暴れ倒ししました。
「痛いね、でも予防接種しないと大変な病気になるからね~」
そう決まり文句のように言い続けて、気づけば、
「予防接種かあ。痛いし、嫌だなー」
と、嫌な顔をしつつも、暴れないようになりました。
変に誤魔化さず、正直に接していけば、
「なんで痛いのに注射しなきゃいけないんだろう?」
そう子供が自ら考えるようになり、予防接種の大切さを理解して、
『注射は怖い』から『注射は怖いけど必要なこと』だと、そう思える
ようになっていきますよ。
暴れる子供に慣れている病院探しも視野に入れて
そうは言っても、実際に暴れられると対応に困ることは多々あります。
お子さんによって、暴れる程度に差はあると思いますが、
我が子は、とにかく泣いてわたしの髪を引っ張るくらいでした。
そこで、まずは子供がちょっとくらい暴れても、大丈夫なところを
かかりつけの病院にしましょう。
そもそも小児科というところは、感情のコントロールができない年齢の
子供がいるのが当たり前のところです。
ですので、泣いたり叫んだりしているお子さんをよく見かけますし、
そういう光景は珍しいものではありません。
けれど、小児科の先生にもさまざまなタイプの人がいますので、
自分や子供との相性はどうか?というリサーチは、とても重要に
なってきます。
あまり下調べをしないまま予防接種に行って、子供が暴れてしまった
ことで、またの機会にしましょう、と無駄足で終わってしまう、なんて
話もよく聞きます。
SNSや口コミサイトが手軽に見れるネット社会なので、
お住まいの地域で相性の良い病院探しをしてみましょう!
先輩ママやママ友に、聞いてみるのもいいですね。
・ニコニコした笑顔の先生がいる
・病院の内装が子供向け
などなど、レッツリサーチです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「子供の予防接種って、なんでこんなにあるの??」
そう思ってしまうくらい、種類がありますよね。
子供とは切っても切れない関係の予防接種。
大切なのは、以下の二点。
・口コミサイトを見たり、ママ友や先輩ママに病院事情を
聞いたりして、子供と相性の良い病院をリサーチする
お子さんの感性はさまざま。
性格だって、ひとりひとりで違います。
なので、お話したわたしと息子の体験談のすべてが生かされる
わけではないとは思いますが、少しでも気分軽く予防接種を受けに
行けるよう、参考になれば嬉しいです。