傘の臭いを取るにはなにがいい?臭い取りと予防する方法 | えぶりでいはっぴねす
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傘の臭いを取るにはなにがいい?臭い取りと予防する方法

暮らし
この記事は約6分で読めます。

傘を広げた時、生乾きの嫌な臭いがすることってありませんか?

ただでさえ雨の日って、湿気のせいでヘアスタイルが決まらなかったり、足元の泥汚れが気になったりで気分が良くないのに、傘まで臭かったら気分は下がる一方ですよね。

傘についてしまった嫌な臭いは、天日干しとつけ置き洗いで落とすことが可能です。

本文中に傘の臭いを取る方法のほか、臭いを防止する方法も併せて書きましたので、もし傘の臭いが気になっていたらお試しください。

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傘の匂いを取る3つの方法

それではさっそく、傘の匂いを取る方法をご紹介します。

10分間の天日干し

一番お手軽で、簡単にできる方法が天日干し。
風通しの良い場所で、傘を開いたまま日光に当ててください。

天日干しする時間の目安は10分ほど。
あまり長く日光に当ててしまうと、傘の生地が傷んでしまうので注意が必要です。

日光で匂いの発生源となる湿気取りとカビは殺菌できますが、可能であれば、傘を使った直後に水気をしっかり切り、陰干しを行ってくださいね。

重曹水でつけ置き

万能エコ洗剤、重曹を溶かしたぬるま湯につけ置きするのも匂い取りに効果的。

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折りたたみ傘であればバケツでもつけ置きはできますが、折りたたみではない長い傘は、浴槽でつけ置きしたほうが良いかもしれません。
傘の長さに合わせて、バケツか湯船かを選んでくださいね。

重曹の使用量は水1リットルに対して、大さじ1グラムが目安です。

つけ置きする時間は1~2時間くらいでOK!
その後は、シャワーなどで重曹をしっかり洗い流して、傘の布地部分だけでなく、骨組み部分の水気も切っておくことが傘を傷ませない大事なポイントです。

せっかく臭いが取れても、骨組み部分が錆びては使えなくなってしまいます。

中性洗剤で洗う

重曹水でも取れないような頑固な匂いがついてしまったら、中性洗剤を薄めたぬるま湯で傘の表と裏の生地を優しく拭き取りましょう。

匂いだけでなく、傘の生地についたホコリや塵などの汚れもキレイになりますよ。

もし拭くのが面倒だったら、浴槽にお湯を張って中性洗剤を5~10倍の濃度で溶かし、つけ置き洗いをしてみてはいかがでしょうか?

こちらの方法であれば、1~2時間ほど洗剤を薄めたぬるま湯に放置するだけで、汚れと臭いをスッキリ洗い流せるため、お手軽と言えばお手軽な方法です。

注意点としましては、

・洗剤をしっかり洗い流すこと
・傘の布と骨組み部分の水気を拭き取ること
・広げた状態で陰干しすること

特に、水分をきちんと取っておかないと、湿気やカビが発生してしまうので洗った意味がなくなってしまいます。
それから、骨組み部分が錆びる原因にもなるため、水気にはご注意くださいね。

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傘の臭いを予防する方法

お気に入りの傘を長持ちさせ、臭いを防ぐには、しっかり乾かすことが大切!

手間がかかるような特別なお手入れをしなくても、雑菌が繁殖できないように傘の布地を乾燥させておくだけでも、生乾きのイヤ~な臭いから傘を守ることができますよ。

傘の臭いを取る方法に続いて、臭いを防止する方法も併せてご紹介しますね。

傘の水気を取る

傘の臭いを予防するには、使った後にきちんと水気を切っておくことが大事なポイント。
水分がなければ雑菌は繁殖しようがないため、ちょっと面倒に感じても、家に帰ってきたタイミングで雨水を切っておきましょう。

傘を閉じたり、広げたりを繰り返すだけでも表面の水気は取れますよ。

濡れてビショビショになった傘から水を切る時、地面に立てた状態で脱水機のように水を飛ばしてしまいがちですが、実はその行為、傘自体を傷めることに繋がります。

なので水分を取る時は、閉じたり広げたりといった半開き状態を何回か繰り返しながら、水気を切るようにしてくださいね。
骨組み部分を傷めないよう、優しく取り扱ってくださいね。

半開きを繰り返す回数の目安は、傘を持った時に水分で地面が濡れないくらいです。

そのくらいまで水分を取った後に陰干しすれば臭いを防げますが、もし長雨続きで湿度が高く、乾きにくければ、扇風機やドライヤーを使うと時短になりますよ。

薄めた漂白剤液で傘を拭く

傘が臭う原因は、カビと雑菌の繁殖によるもの。

ですので、分量通りに薄めた漂白剤をウェスなどに含ませて、布地を優しく拭いておけば雑菌などの増殖を防ぐことができます。

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お気に入りの傘を傷めたくない方には重曹水での拭き取りがオススメですが、実は重曹は漂白剤のような除菌効果がありません。

重曹が持つのは、菌の増殖を抑える静菌効果だけのため、漂白剤ほどの強力な除菌効果は期待できないのでご注意くださいね。

撥水スプレーを使う

真新しい傘って、雨に濡れても布の上で丸い粒になり、滑り落ちていきますよね。

布の表面が軽く濡れているだけなので、保管する前の水気を切るのも楽ではありますが、傘は使い続けていくうちに雨を弾くどころか、吸い取るようになっちゃいます……

撥水効果が薄れた傘は雑菌の温床!

いくらマメに陰干し、天日干しをしたところで、雨が降る度に水気を吸い取っては意味がなくなります。
撥水性が落ちる前に専用のスプレーで撥水効果を補いましょう。

すぐに専用スプレーを使いたくなるかと思いますが、防水効果が薄れた傘は、これまでに蓄積された塵やホコリが付着しているはず。

スプレーする前に、まずは傘表面の汚れをしっかり落とし、完全に布が乾いている状態になったら、広げた傘全体にスプレーしてくださいね。

傘の臭いを防止する方法は、

・使った後に水気を取る
・分量通りに薄めた漂白剤で布地を拭き取る
・傘が雨水を吸わないように撥水スプレーをこまめに振りかける

お手入れと言うと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、水気を切ることだけは、帰宅したその場でできる簡単な予防策です。

菌が繁殖できないよう、完全に乾いた状態にしておけば、生乾きの嫌な臭いを防ぐことができますよ。

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傘が臭う原因とは?

傘からイヤ~な臭いが発生してしまうのは、乾かさないまま放置したことが原因です。

梅雨の時期など、雨の日が長く続いている時の洗濯物とか、シンクなどの台ふきんって、気をつけていても生乾き臭がしてきますよね?

傘も同じ!

傘を使った後、ビチョビチョに濡れたまま玄関に置きっぱなし、カバンに入れっぱなしで放置していると、洗濯物から発生する生乾き臭の原因と同じ雑菌が繁殖するんです。

手入れを怠った傘には、雨に含まれる空気中の汚れや、蓄積された皮脂汚れなど、雑菌とカビの大好きな栄養がた~っぷり!

長雨が続くと湿度も高くなるので、汚れをエサに雑菌が繁殖しやすくなるんですよね。

仕事から帰ってきてすぐに濡れた傘の手入れなんてできないと思いますが、お気に入りの傘を長持ちさせるためにも、使った後の傘の水気だけでも先に取っておけば、臭い予防に繋がりますよ。

そして休日など、時間がある時に風通しの良い場所で陰干ししたり、重曹水や薄めた中性洗剤で布地の汚れを拭き取ったり、防水スプレーで撥水性を補うといったお手入れをしてみてくださいね。

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