浴槽が変色して茶色に!湯垢?カビ?もう手遅れ? | えぶりでいはっぴねす
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浴槽が変色して茶色に!湯垢?カビ?もう手遅れ?

浴室の写真 暮らし
この記事は約6分で読めます。

日本人はお風呂好きと言いますが、
あなたは「毎日湯船に浸かる派」ですか?

「シャワーで済ます派」の人もいらっしゃると
思いますが、どちらにしても、お風呂に入ると、
一日の疲れまで洗い流されるようで、気持ちの
良いものですよね。

ところが、ふと見ると、浴槽が茶色に変色していたり、
シャンプーやコンディショナーなどのボトルの裏側に
ねっとりとしたピンク色の汚れが!

これは一体なんなのでしょうか?

湯垢?それともカビ?

もう手遅れだろうと見なかったことにしていたら、
どんどん増えてしまいます!

落とせるものなら、諦めずに落したいですよね。

浴槽の変色や、ピンク色のヌメヌメなど、お風呂場で
よく見かける汚れたちを、どうやって落とせるのか
調べてみました。

ピカピカのキレイなお風呂を手に入れて、
一日の疲れを癒しちゃいましょう!

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いつの間に!?浴槽のピンク汚れが取れないとき

キレイなお風呂に入りたいから、毎日の
お風呂掃除は欠かさない!

それなのに……

いつの間にか浴槽や、お風呂場の床の
隅っこに、薄いピンク色をした汚れが
ついていること、ありませんか?

汚れの具合によっては、ゴシゴシ擦っても
なかなか取れなかったり、取ったつもりでも、
またすぐに発生してしまうことも。

特にお風呂場の床の隅っこは、掃除用のスポンジでは
どうやってもキレイに掃除できないんですよね……

なので、我が家では使い古しの歯ブラシで、
隅っこの汚れをゴシゴシしております。

それでですね。

この、浴室内でよく見かける、ピンク~赤~茶色の汚れって、
実は「赤カビ」と呼ばれるもので、味噌などを製造するときに
使う酵母菌の一種なんですって!

その名も「ロドトルラ」

この菌は空気中にも存在していて、とても
繁殖力の強い菌なんだとか!

水だけあれば繁殖できるだけでなく、そこに人の身体から
出る垢や皮脂の汚れが加わると、それを栄養にして、さらに
繁殖しちゃうんですよ。

そしてそして!

人が入浴したあとのお風呂場は、温度も湿度も
高くなっていて、ロドトルラなどのカビ菌にとっては、
30~40℃の繁殖に適したちょうどよい場所と
いうことに!

ロドトルラ……なんて恐ろしい子!!

――さて、ピンク色の汚れの正体がわかったところで、
この赤カビ、どうやって退治したら良いでしょうか?

カビ菌は45℃以上で活動を休止しますので、
熱いお湯をかけてこすると、スルル~ンと
あっさり落ちちゃうものもあります。

赤カビは黒カビと違い、壁に根を張っていないため、
激落ちくんのようなメラミンスポンジを水につけて
こするだけでも、特に力を入れることなく、簡単に
落ちてしまいます。

お湯だけでは落ちない、しつこ~い汚れや、
殺菌もしておきたい場合は、洗剤を投入!

カビなので、もちろん、市販のカビ取り
専用ハイターが効果的です。

汚れにスプレーして、しばらくおいてから、
水で流してみましょう。

赤カビは壁などに根を深く張らないので
取りやすいのですが、物の表面の傷などに
入り込んでいて、落ちにくい場合も……

その場合は、スプレーした上からラップなどで
パックしたり、水で洗い流す前に、スポンジなどで
何度か擦ってみましょう。

赤カビは根を張らないといっても、繁殖力は
とても強いので、少しでも生き残りがいれば、
またすぐにそこで繁殖してしまいます。

でも、カビハイターには殺菌効果がありますので、
カビ菌の死滅が期待できますよね。

また、キッチンで使う塩素系漂白剤も
カビ菌予防に効果があります。

これらは刺激臭があり、手につかないほうがいいので、
マスクやゴーグルをつけたり、ビニール手袋をするなど、
作業するときは防護しておきましょう。

しかしながら、臭いもきついし、できるだけクリーンで
身体に害のないエコな洗剤で掃除したい!っていう場合も
ありますよね。

そんなときはコレ!という洗剤と掃除法を、
次にご紹介します。

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お風呂場の赤カビ落しにはクエン酸?重曹?どっち!?

この頃、100円ショップでも手に入る、掃除に使う
クリーンでエコな洗剤の万能選手。

その名も、クエン酸と重曹。

お風呂場の赤カビ落しには、どちらを使うのが
いいと思いますか?

答えはどちらも!

……と言いたいところですが、どちらかと言うと、
重曹に軍配が上がります。

クエン酸は酸性のため、アルカリ性の汚れとくっつき、
中和しながら落としてくれるので、アルカリ性の
汚れである水垢や石鹸カスを落とすのには、とっても
心強い存在です。

水周りにも鏡や蛇口など、クエン酸を使いたいところは、
指折り数えてみると、たくさんありますよね。

カビ自体は酸性ですが、赤カビが生えているような
皮脂汚れのあるところは、皮脂も酸性の汚れのため、
弱アルカリ性の成分でできている重曹が適しています。

この重曹、食品に使われるものもあるくらい、
人体に優しいクリーンでエコな粉末ですが、
今やお掃除用品として欠かすことのできないほど、
引っぱりだこですよね。

重曹は排水口など、汚れが特にひどいところには、
粉末をそのままふりかけてもいいのですが……

少量の水で溶いて、のり状の重曹ペーストにして
塗りつけたり、約20~40倍の水に溶かした重曹水を
作り、スプレーボトルに入れて噴射するのも便利です。

赤カビ対策には、重曹を熱い湯で溶かして、
重曹沸騰水を作るのがより効果的ですよ。

汚れのひどいところには、重曹ペーストを塗っておき、
しばらくおいてからスポンジなどで擦って、水で洗い
流してみましょう。

これでも落ちにくい場合。

重曹を粉のまま汚れにかけておき、しばらく置いてから、
クエン酸水をしみ込ませたスポンジなどで、軽く擦って
みてください。

重曹とクエン酸を組み合わせることで、酸性とアルカリ性の
両方が混ざり合って固まった汚れを落とすことができますので、
ぜひ一度、お試しくださいね。

【注意!】

重曹はつぶつぶの粒子で研磨効果があるので、
傷がつきやすいものは、重曹をつけたあと、
擦らないようにしましょう!

そして、いったんキレイに落せたら、
お次は予防ですよね。

最後に、赤カビの繁殖を予防するための方法を
ご紹介いたします。

入浴後は、浴室全体に45℃以上に設定したお湯の
シャワーをかけましょう。

これでカビ菌の動きを止めることが可能です。

しかし、室内の温度が上がったままの
温室状態は良くありません。

今度は冷たい水のシャワーをかけて
お風呂場を冷やしておきます。

そして、水分があるだけで繁殖する赤カビ予防のため、
スクレイパーで壁の水を切り、タオルで残りの水分を
拭き取ってから出るというところまですれば、かなり
予防できるでしょう。

お風呂場に換気扇がある場合には、室内が乾燥するまで
回し続けることもオススメです。

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まとめ

こまめに掃除していても、浴槽や浴室の隅っこに
現れるピンク汚れや茶色の変色!

油断すると、シャンプーボトルの裏にもべっとり!

この正体は、赤カビです!!

浴室では、人の身体から出た皮脂汚れなどを
栄養として繁殖しますが、水だけでも繁殖できるという
強い菌ですので、少しでも生き残りがいれば、
またすぐに増えてしまいます。

できるだけ出会いたくないから、見つけたら、
しっかり落しておきたいですよね。

そこで、どうやってこの赤カビを落としたらよいか、
洗剤や掃除法をご紹介いたしました。

しっかり対策で、しつこ~い赤カビたちに、
さようならしちゃいましょう!