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柚子湯に入るとお肌にかゆみ発生!対処法はある?

柚子湯(露天) 季節の行事
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2018年の冬至は、12月22日です。

 

冬至といえば、かぼちゃ料理と柚子湯ですね!

 

テレビでも、カピバラたちが柚子湯に入って
楽しんでいる風景がニュースで流れ、ほっこりした
気持ちになります。

 

冬至に柚子湯へ入ると、厄払いになり、元気に冬を
越すことができると言い伝えられているため、毎年
柚子湯の用意をするご家庭もあることでしょう。

 

ですが、この柚子湯。

 

お風呂上がりにお肌がかゆくなったり、ピリピリと
刺激を感じたことはありませんか?

 

お肌にかゆみが出たり、刺激を感じたら、
悪化させないことが大事です。

 

でも、季節行事の柚子湯を諦めないと
いけないのは、ちょっと寂しいですよね。

 

そこで今回、対処法はないかを調べてみました!

 

柚子湯はかぶれを引き起こす!?冬至の柚子湯は諦めるべき?

柚子湯には、身体を温め、湯冷めしにくくしてくれたり、
お肌をツルツルにしてくれる効果があります。

 

しかし、そんな効果を与えてくれる柚子湯ですが、
お湯にしみ出した柚子の成分が、皮膚を刺激して
しまうことも!

 

「ちょっとピリピリするな~」
「なんだか、身体のあちこちがかゆいなー」

 

柚子湯のあと、こんな症状が出たら要注意!

 

お肌に合っていない可能性がありますよ。

 

人によっては赤く腫れて、かぶれまで引き起こす
柚子湯ですが、その原因のひとつは、芳香成分でもある
「リモネン」です。

 

柚子の皮に含まれており、油分を溶かす性質を
持っています。

 

わたしたちの皮膚表面の皮脂成分が取れて、
お肌のバリアを通過し、刺激となるわけですね。

 

日頃からお肌が弱いと感じられる人や
皮膚の薄いお子さんは、注意が必要です。

 

また、そうでなくても、乾燥しやすい季節ですから、
お肌の状態がカサカサしていたり、指に小さな逆剥けが
できているだけでも、果実から出る果汁がしみて、
痛みを感じることだってあります。

 

傷がある人やケガをしている人も要注意ですね。

 

それに、食物アレルギーの中で最近増えているのが、
果物アレルギーで、オレンジなどの柑橘系果物でも、
アレルギーを引き起こすことがあります。

 

しかも、花粉症を持つ人の場合、ある種の果物にも
反応してしまい、それと同時に果物アレルギーも
引き起こすことがあるということがわかってきました。

 

その人の持つアレルギーの原因になる花粉の
たんぱく質とよく似た構造のたんぱく質を含む
果物があると、その果物にまで抗原抗体反応が
起こるようになるのです。

 

そんな心配がある場合には、できるだけアレルギーの
原因物質(アレルゲン)には触れない方がいいので、
直接お肌に触れることは避けたほうが良いですね。

 

しかし、できることなら、せっかくの冬至なので、
柚子湯の行事を諦めたくはないですよね。

 

それに、お子さんにこそ、日本の古くからの
季節行事を大切にし、伝えていきたいもの。

 

そこで、次のような対処法を考えました。

 

柚子湯のピリピリはこうして対処しよう

もし、柚子湯に入っているとき、お肌が
ピリピリしてきたら、できるべく早く
湯船から出ましょう!

 

そして、シャワーで身体についた柚子入りの
お湯を洗い流すことが大事です。

 

初めて柚子湯に入る際、ピリピリしそうで
心配な場合や、柚子湯に入るといつもお肌が
荒れるとわかっている場合は、あらかじめ
次のような対策をとっておくことをオススメします。

 

柚子の皮だけ利用する

柚子の果汁は酸性で刺激が強いため、
果実は使わないようにします。

 

柚子湯には、柚子の皮だけを利用しましょう。

 

その際、柚子の皮は布袋や洗濯ネットなどに入れ、
カバーしてお湯に入れてくださいね。

 

さらに、お湯の中では皮を揉まないように
気をつけましょう。

 

また、柚子湯に使う柚子の個数をできるだけ
少なくして、切らないで丸ごと浮かべ、触らず
浮かべておくというのも、ひとつの方法です。

 

湯船に浸かる瞬間に柚子を入れる

柚子をお湯に入れても、皮から精油成分が
しみ出してくるには、ほんのちょっとだけ
タイムラグがあります。

 

時間にして10分~15分ほど。

 

そこで浴槽には、早くから柚子を入れておかず、
頭や身体を洗ったり、メイクオフがすべて終わり、

 

「さぁ湯船に浸かってのんびりしましょう」

 

という状態になってから柚子を投入し、
リモネンが出てくる前の短い時間を
楽しむようにしましょう。

 

ミニ柚子湯で楽しむ

上記の方法を試すのも、心配だなーというとき。

 

湯船の隣にバケツや洗面器などでミニ柚子湯をして、
香りを浴室に広げ、柚子湯のお湯は見て楽しむと
いうのはいかがでしょう?

 

たとえ、体質上の問題で柚子湯を諦めなければ
ならなかったとしても、冬至にはほかにも、
かぼちゃ料理を食べる習慣もあります。

 

そちらをメインにして、柚子(湯)は見て楽しむ、
香りをいただくということでも、季節行事を
楽しむことはできますよ。

 

まとめ

冬至の日に入る柚子湯。

 

身体を温めることで風邪予防になり、
美肌効果もあって、さらには柚子の
香りでリラックスするアロマの効果が
期待できちゃいます。

 

しかし、柚子湯に入ると、なぜかお肌が
かゆくなったり、ピリピリとした刺激を
感じることも……

 

そんなときは無理をしないで、柚子湯を
諦めることが大事ですが、せっかくの
季節行事。

 

子供に季節の行事を大切にする習慣を
伝えていきたい親御さんのために、
どうにか柚子湯を楽しむ方法はないか、
対処法をご紹介しました。

 

科学の進歩で高度な技術が溢れている現代ですが、
だからこそ、こうした季節の行事を大切にして、
一つずつ、子供たちに伝えていきたいですね。