小学校に入学して、初めて受けたテスト。
お子さんから答案用紙を見せてもらったら、あらびっくり!!
まさかの0点だったら、どうします?
『ちゃんと勉強しないから!』
『お兄ちゃん(お姉ちゃん)は、こんな点数、取ったことないわよ!』
などなど、ついガミガミと怒ってしまうかもしれません。
しょんぼりするお子さんをよそに、お母さんはため息をつきつつも、
心の中では、こんな不安が……
まず、はじめに断言しておきます!
実は大丈夫なのですよ。
どうして、そんな風に断言できるの?って、心配されているお母さんの
不安や苦しみが少しでも楽になるように、わたしも微力ながらお手伝い
させていただきます!
0点でも驚かないで! できたところを褒めてあげよう
初めて受けたテストで0点を見ると、確かにびっくりしますよね?
でも、そこでお子さんを叱らないであげてください。
もしかしたら、お子さんは生まれて初めて受けたテストに緊張
したのかもしれません。
答案用紙にどう答えを書いていいのか、わからなかったのかも
しれません。
もっと時間があれば、どれか答えがわかったかもしれません。
わたしたち大人だって最初は、なにもわかりませんでした。
お子さんも一緒です。
0点という事実は変わりませんが、どこかひとつでもできたところを
褒めてあげてください。
『自分の名前、上手に書けているね! 大きな字で元気いっぱいだよ』
『この漢字、はねがないからバツがついているけど、
合っているよ。次は忘れずにはねを書こうね』
ちょっとくらい強引でも大丈夫。
なぜなら、0点を取って落ち込んでいるのはお子さんなのです。
お母さんに叱られるかもしれないと、心の中でビクビクしている
かもしれないのです。
そこに、追い討ちをかける必要はありません。
初めてのテストで0点を取ったことを叱ってしまうと、
勉強が嫌いになってしまうかもしれないからです。
まだ小学一年生。
挽回はこれからでも十分できますよ!
勉強がすべてじゃない! 輝くセンスを見つけてあげよう
私は思うのです。
学校で習う国語や算数などの勉強ができなくても、体育や
美術などの輝くセンスがお子さんにはあるかも知れません。
この記事を書いているわたしは、算数はそれなりにできても、
国語が大の苦手で、漢字の書き取り、体育や図工も苦手でした……
でも今、わたしは小説を書くことや記事作成、絵描きなどを
本業にしています。
当時のわたしを知る人は、きっと驚くことでしょう。
だから、あなたのお子さんは、無限の可能性があるんです!
生まれたときから一緒にいるお母さんなら、お子さんの得意な
ことや好きなこと、時間も忘れて集中していることを発見する
のが得意なはず。
それらはすべて、お子さんが持つ秘められた才能です。
一年生ならまだ取り戻せる! 勉強の楽しさを教えてあげよう
まずはお子さんに、勉強の楽しさを教えてあげましょう!
『でも、どうやって……?』
まだ一年生ですので、そこまで勉強は難しくありません。
なので、お母さんもお子さんと一緒に勉強をしてみましょう。
ワーキングママさんの場合、その時間を取るのが難しいかも
しれませんが、寝る前の30分だけでも、お子さんと勉強をする
時間を取れないでしょうか?
お母さんが忙しいのでしたら、お父さんはどうでしょう?
問題集の一ページだけ。
もしくは三問だけ。
ほんの少しの時間だけでも一緒に勉強すると、お子さんは勉強を
今より好きになるかもしれません。
お子さんと一緒に勉強をするのも、親子のコミュニケーションに
繋がりますし、改めて授業を振り返ることで、勉強への理解力も
より深まっていくいきますよ!
また、一緒に勉強することで、お子さんの得意なことが見つかるでしょう。
それを伸ばしてあげる。
苦手なことが見つかったら、努力次第で伸ばせることがあると
教えてあげる。
家族や周りの環境によって、お子さんのスキルは上がっていきます。
学び出すと楽しいということを、お子さんに教えてあげましょう!
さいごに
お子さんが0点のテストを取ったと知ったとき、最初はガックリ
してしまうかも知れません。
ですが、どうか長い目で支えてあげてください。
お子さんには、いろいろな可能性を秘めているはず。
大丈夫ですよ!
諦めずにお子さんを褒めて育ててあげましょう。
きっと将来、大物になっているかもしれないのですから。