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エアコンの吹き出し口から出る黒いゴミの正体とは

エアコン掃除 暮らし
この記事は約5分で読めます。

真夏、もしくは真冬になると、エアコンが
大活躍しますよね。

スイッチひとつで冷暖房もお手の物。

その快適さに慣れてしまうともう、
エアコンのない生活は考えられません。

なんて思っていたら、エアコンの吹き出し口から
なにやら黒いゴミが落ちていた経験、ありませんか?

単なるゴミなのか?

それともカビなのか?

涼しいもしくは暖かい空気が部屋の中を
循環するからこそ、その正体が気になりますよね。

黒いゴミの正体は実は……

ゴミでもあり、カビでもあるんです!

今回の記事では、エアコンの吹き出し口から
出てくる黒い物体の正体と、その対処法に
ついてお教えしますね。

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気づけばエアコンから黒い物体が落ちている……

わたしたちの生活に、なくてはならないエアコン。

中の構造がどうなっているのか、案外、
知らないものですよね。

エアコンが大好きすぎて、製造過程から
理解してます!って方以外は。

そんな素人が、エアコンの下辺りに落ちている
黒い物体を見つけても、それがただのゴミなのか、
はたまた別の物体なのか、判別つきません。

ましては、このままエアコンを動かしても
大丈夫なのかと、ちょっと心配にもなるでしょう。

結論から申し上げますと、そのゴミが普通の
ホコリのような灰色ならセーフ。

ですが、黒い場合は要注意。

なぜならそれは、カビだからです!

エアコンを外側からのぞくと、風が出てくる
吹き出し口が開いています。

室内の空気を吸い込むところにはフィルターが
ついていて、ホコリやゴミなどを、ここで
食い止めるようになっています。

フィルターは、ときどき取り外して掃除を
することになっていますよね。

このフィルターを取ってみると、金属でできた
アルミフィンが見えています。

そのまた内部の見えないところに、クルクル回る
シロッコファンがあります。

シロッコファンというのは、ハムスターが
運動するのに使うカラカラみたいな部品を
言います。

エアコンは室内の空気を吸い込み、熱交換器を
通して、また室内に吹き出すという仕組みです。

ですので、このエアコンから黒い物体が
落ちてくるようになっているということは――

[su_note note_color=”#e0efff”]①フィルターがホコリでいっぱいになっている

②さらには、フィルターで取りきれなかったホコリが
内部のファンに溜まり、ファンもホコリまみれになっている[/su_note]

以上の可能性が考えられます。

そして、そのホコリが黒いということは、
カビが混ざっているという証拠。

エアコンの内部に大量のカビが
発生していることが予想されます。

そのカビがホコリなどの汚れと一緒になり、
取り込んだ空気と共に落ちてきているんです。

ではなぜ、エアコンの中に、それも内部に
カビが生えるのでしょうか?

お風呂場で考えるとわかりやすいですが、
カビが生えるのは、温度と栄養と湿度という
3つの条件が揃っているからですね。

エアコンは冷房運転のとき、高温な室内の空気を
内部の熱交換器で冷たい空気に変えて、再び室内に
出しています。

このとき、エアコンの内部には、急に冷やされた空気と
暑い室温との温度差が激しく生じます。

その温度差によって結露が発生し、湿ったところに
カビが生えてしまうんです。

これを防止するためには、冷房運転を行った後、
すぐにエアコンの電源を切らないで、しばらく
送風運転して、内部を乾かしましょう。

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エアコンの吹き出し口が黒いのってカビ?ホコリ?

さて、床に落ちている黒い物体が、
カビと混ざったホコリなどのゴミだと
判明しました。

続いて、エアコンの吹き出し口も
確認してみましょう。

怖いからって、目を背けちゃダメですよ!

黒い汚れが点々とついていませんか?

残念ながら、これもカビ汚れなんです……

カビとホコリが一緒になってファンから
吹き飛んできたものか?

はたまた、エアコン周辺で発生した
カビのどちらかですね。

ということは、内部のファンにもカビが
発生しているかもしれません。

もしそうなら、いくら拭き出し口の汚れを
拭き取ったところで、ファンから飛び散ってきた
カビ&ホコリで、また汚れることになります。

根本の内部の汚れが取れないことには、
エアコンからカビやホコリを吹き出させないという
解決にはなりません。

しかし、奇跡的にその場所でだけ発生しているとしたら、
エタノールで拭き掃除をしてみましょう。

アルコールには、カビ菌を死滅させる
働きが期待できますよ。

このように、吹き出し口の手が届く範囲は、
自分で拭き掃除もできます、フィンから先の内部は、
専門の業者さんに掃除してもらいましょう。

料金はかかりますが、自分でなんとかしようと
無茶をしたら、故障の原因になってしまいます。

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まとめ

ふと気がつくと、エアコンからなにやら
黒い物体が落ちてきている。

その物体は、紛れもなくカビ!

エアコンの内部に溜まったホコリが、カビで黒くなり、
吹き出してきているものです。

また、吹き出し口に黒い点々とした
汚れがついていたら……

それもすでに、内部のファンがホコリまみれに
なっているだけなく、さらには中でカビも
発生している状態です。

外側のカバー類は拭き掃除もできますが、
フィンから先の内部の方は、故障の原因にもなるので、
自分で掃除するのは難しいでしょう。

やはり、料金がかかっても専門の業者さんに
掃除を依頼するほうが安心です。

そうなる前にできることとして、まずは取扱説明書に
よく目を通し、できるだけエアコンの内部に部屋の
チリやホコリなどの汚れが入っていかないように、
フィルター掃除はこまめに行いましょう。

そして、カビを生やさないためには、
エアコンの内部を乾燥させるのが大事。

「冷房運転した後は、しばらく
送風運転をしてから切る」

という地道な努力が生きてきます。

しかし、すでに黒いゴミが落ちてきているエアコンは、
掃除できる範囲を可能な限りキレイにし、部屋も換気を
こまめに行いましょうね。

何事も予防が大事ですよ!