お正月といえば、おせちとお雑煮!
普段は一人暮らしでがんばっている人も、
実家に帰省して、家族と新年を祝い、
おいしいご馳走が食べたいですよね?
しかし残念ながら、そうも
いかないときだってあります。
そんなとき、一人暮らしでも、
せめてお雑煮くらいは食べたいなと思いませんか?
ですが、一人暮らしの身にとって、
自分の分だけ作るのは、材料と手間を
考えるとちょっとだけ面倒。
どうせなら、一食ずつじゃなく何食分か、
一度にたくさん作り置きしておきたいけれど、
食べ切れなくて無駄になるのは嫌……
どれくらい日持ちするのか、
気になりますよね。
そこで今回は、一度作ったお雑煮が
どれくらい日持ちするのかについて、
解説します。
また、食べたいときに、ささっと
簡単に楽しめるお雑煮も一緒に
ご紹介します!
お雑煮ってどれくらい日持ちがするの?
お雑煮は、日本の中でも地方によって
さまざまなものがあり、また同じ地方でも
各家庭によって千差万別。
実に、さまざまなスタイルのものがあります。
例えば、お吸い物のような汁。
うどんつゆのような汁。
味噌を入れる汁。
お汁粉やぜんざいのような汁。
汁もいろいろ。
また、そこに入れるお餅も、
焼餅を入れるタイプ。
湯がいて、柔らかくして入れるタイプ。
あんこ餅を入れるタイプ。
形も丸餅、角餅など種類があって、
組み合わせもいろいろです。
さて、そんなお雑煮の
日持ちについて考えると、
それぞれに粘度や具も違うので、
一概には言えません。
お正月頃は気温が低いので、
台所がどんな環境かも大きく左右しますが、
作ってから翌日までは、そのままお鍋に
置いておいても大丈夫でしょう。
寒い台所なら、三日くらい持つよという
家庭もありますよね。
しかし、新しい造りの住宅で、
暖房が効いて室温が高く、
温かい台所の場合、
お鍋出しっぱなしは危険です。
鍋の中で細菌が増殖し、
腹痛などを起こす原因になることもあるので、
注意しましょう!
安全に日持ちさせようと思えば、
冷蔵庫保存がオススメです!
鍋が入るように、冷蔵庫の中を
片づけておければ良いのですが、
もし無理なら、鍋の中身だけをタッパーに入れて
冷蔵庫に保管しておくと簡単です。
これで、三~四日は大丈夫ですが、
できるだけ早めに食べるように心がけ、
食べる前には、必ずしっかりと火を通し、
再加熱しましょう。
食中毒予防に、75℃以上で、1分間以上
加熱の原則をぜひ守ってくださいね。
一人暮らしならお雑煮のインスタントもオススメ!
この頃、技術の進歩で、
インスタント食品もどんどん進化していき、
新商品も生まれていますよね。
なんと、お雑煮のようなお餅の入ったスープが
カップに入った状態になっていて、
お湯を入れて3分待てば食べられるという
商品もできました!
ちょっとした軽食ですが、
これなら忙しい朝にだって
簡単に食べられて、
とっても便利です。
それから、インスタントの
お吸い物やみそ汁で、
簡単にお雑煮を作る方法もありますよ!
だしの旨みが絶妙で、いい味を
出してるんですよねー。
インスタントと言えども。
インスタント雑煮の作り方
①お餅を準備します。
お餅は小鍋でゆがいて柔らかくして
おいてもいいのですが、
トースターで焼くと数分で食べられますよ!
②お椀に、お好きな、
またはお餅に合いそうなお吸い物やみそ汁を、
お湯を注いで作ったら、焼けたお餅をIN!
これで出来上がりですから、
とっても簡単ですね。
③三つ葉があれば、軽く湯通し
(お湯をかけておくだけでもOK!)して、
飾りに使ってもステキです。
また、近頃はレトルトパウチになった
ぜんざいのお汁がスーパーで
販売されていて便利です。
これを使えば、家のお餅を
トースターで焼くだけで、
すぐにぜんざいが楽しめて、
おやつにもピッタリですよ。
そして、ほかにも、手作りで
即席の簡単お雑煮を作る方法が
ありますので、一緒にご紹介します!
簡単、即席お雑煮の作り方
①お好きな具を用意しておきます。
干支の絵やお祝いことばや
松竹梅のお正月用かまぼこは、
お正月ムードが簡単に出ます。
スライスするだけでいいのでオススメですよ!
冷凍のほうれん草もすぐ使えて便利です。
余力のあるときは、
人参を花型に飾り切りして、
ほかの野菜と醤油味で
煮つけておくといいですね。
お正月のおめでた気分が盛り上がります!
②お椀に出し汁(または、
お湯と顆粒の出しの素)を入れ、
鰹節やとろろ昆布、または
その両方を入れます。
③醤油少々で味を整えたら、
ゆがくか焼いたお餅をIN!
さらに、お好みで
お好きな具を入れましょう。
④柚子の皮をひとかけら、
お椀に乗せると、とってもいい香りです。
また、三つ葉を飾ってもいいですね。
鰹節やとろろ昆布から
旨み成分が出るので、
これだけでもおいしく食べられますから、
忙しいときにぜひ、作ってみてください。
味の好みがありますので、
お好きな味つけで楽しみましょう!
まとめ
お正月でも、事情があって
帰省できないときはありますよね。
そんなとき、一人暮らしでも
お餅をおいしくお雑煮にして食べ、
お正月気分を味わいたいです。
そこで、少量ずつ作るのは面倒なので、
お雑煮を何食分か作ったとき、
日持ちする保存の仕方を調べました。
そして、食べたいときにサッと
簡単に食べられるお雑煮の作り方や、
インスタントのお雑煮もご紹介しましたので、
ぜひ、いろいろお試しくださいね。