2月の節分の時期が近づくと、
だんだんお店などで恵方巻きが
売られるようになりますね。
テレビのCMなどでも流れたりして、
節分には恵方巻きを食べるのが習わしなんだと、
なんとなく思ったりしてしました。
しかし、よくよく考えると、
昔はそんな習わし、なかったような……と
首を傾げたことはありませんか?
そもそも、なぜ恵方巻きを食べることが
始まったのでしょうか?
いろんな疑問がありますね。
今回の記事では、恵方巻きについて
ご紹介していきます。
節分に恵方巻きの流れは昔はなかったような……?
わたしも思っていましたが、
小さい頃、10数年前は節分に
恵方巻きを食べるという文化は
なかったように思います。
子供の頃は、恵方巻きの存在自体も
知りませんでした。
しかし、いつの頃からか、
いろいろなところで2月が近づいてくると、
恵方巻きという言葉を見かけるように。
そもそも恵方巻きが始まったのは、
諸説ありますが、江戸時代頃に
食べられていたと言われています。
立春の前日――つまり、節分に、
幸運巻寿司というものを食べていたという
一説があります。
つまり、恵方巻きそのものですね。
そんな昔から、食べられていたとは驚きです。
ですが、本当の由来は
まだわかっていないそうです。
その後日本では、大正初期から
恵方巻きを食べるという風習が
生まれていったようです。
福が来ると言われている方向の恵方に向かって、
海苔巻きを食べられていると
言われています。
これは今とまったく同じ風習ですよね。
特に、関西地方でその習わしが
あったようですので、
関西に住んでいる方はもしかしたら
昔から恵方巻きを知っていたかもしれません。
ずいぶん昔から恵方巻きの
文化は日本に存在していたのですね。
けれど、恵方巻きがブームになったのは、
ここ最近のことだと記憶しています。
ではそれは、いつ頃から始まったのでしょうか?
恵方巻き ブームはいつから始まったの?
大正や昭和の時代から、関西地方では
恵方巻きが取り入れられていたようですが、
全国的に大々的にブームになったのは、
一体いつからなのでしょうか?
まず、恵方巻きを取り入れるようになったのは
コンビニエンスストアが発祥と言われています。
今でもコンビニは、恵方巻きを毎年
大々的に売り出していますね。
始まりは1989年。
セブンイレブンが全国展開を
始めたと言われています。
それから約10年ほどで、全国に
恵方巻きの文化を知らしめたようです。
今となってはもう、
当たり前のようになっていますが、
全国展開を始めたのがコンビニで、
しかも、そのスタートが約30年前となると、
かなり前から恵方巻きは存在していたのですね。
調べてみるまで、まったく
知りませんでした。
地方によっては、小さい頃から
恵方巻きを食べていたよという方も
いらっしゃると思いますが――
わたしの住んでいた地域では
浸透していなかっただけの話かもしれません。
それが一気に全国に浸透し、
今はもはや節分には豆と同じくらい
欠かせないものとなっています。
種類も今はたくさんありますよね。
海鮮やかんぴょう、
子供も食べやすいサラダ巻きなど、
たくさんの種類のものが
恵方巻きとして売られています。
個人的にはエビフライが具になった
恵方巻きが好きです。
食べ方にもいろいろな習わしがあり、
伝統文化というイメージがとても強いですよね。
恵方巻きは、そんな形で
どんどん日本にはなくてはならない文化へと
発展していったようです。
まとめ
調べてみると、わたしたちの先祖代々が
実は恵方巻きを知っていて、食べていたのですね。
ここ最近のことだと思っていたので、
全然知りませんでした。
せっかく受け継がれている伝統ですので、
これからも恵方巻きをおいしく
いただいていきたいと思います。
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