新緑の季節になると、
春のお楽しみの一つ、
たけのこが食べたくなりますね!
以前、
山で掘ってきたものを
たくさんいただいたことがあります。
たけのこご飯に若竹汁、たけのこの煮ものと、
いろいろなメニューを楽しんで大満足!
でも、まだまだあるぞというとき、
うまく保存して、
なんとか、そのおいしさを長持ちさせたいですよね。
その方法の1つが冷凍。
ですが、たけのこはそのまま丸ごと冷凍すると
スカスカになってしまい、
おいしく食べられません。
でも大丈夫。
おいしく食べられる
冷凍保存の方法があるんです!
便利な保存用具として
ジップロックも登場します。
今回の記事では、
たけのこのおいしさを保ちながら
冷凍保存する方法をご紹介しますね。
たけのこは冷凍するとスカスカになってマズくなる!?
たけのこを丸ごといただいたとき、
掌くらいの大きなサイズだと、
少人数の家庭ではなかなか
食べきれないこともありますよね。
そういうときは、
長く保存するために、
冷凍庫で保存したくなります。
ところが!
たけのこをそのまま冷凍すると、
解凍したときには中身が
スカスカになってしまって、
食べてもおいしくありません。
スーパーなどで販売されている、
水煮でパックに入っているものは
大丈夫なのですが――
家庭で生のままや、
アク抜きをしたものでも、
そのまま冷凍してしまうと、
解凍した際にたけのこの中の水分が抜けてしまい、
スカスカになってしまうんです。
アク抜きをしてから下茹でをし、
使いやすく小さく切ったたけのこに、
砂糖をまぶしてから冷凍すると、
スカスカになるのを防げることが、
昔から知られています。
そしてもう1つ、
たけのこを便利食材として
保存しておく方法があります。
冷凍しておいたたけのこを使うとき、
どんな料理にしても、
味をつけて食べると思います。
その味つけの一部として、
あらかじめ薄めに味を
つけながら下茹でしておくのです。
たけのこをアク抜きしたら、
今度は別の鍋で、
だし汁と醤油、酒、みりんなどを合わせ、
薄めの味つけで煮ておきましょう。
味の付いたたけのこは、
スカスカにならず、
そのまま料理に入れて使えます。
料理も簡単になり、
一石二鳥ですね!
我が家では、
いつもこの方法で保存していて、
炊き込みごはんに入れたり、
煮ものやちらし寿司の具にしたりと、
おいしいたけのこの味を長く楽しんでいますよ。
たけのこの保存はジップロックが最適?
たけのこを保存するとき、
数日なら冷蔵庫でOKですが、
それより長い期間ならやはり
冷凍しておきましょう。
まず、冷蔵庫内での保存の場合。
フタのあるタッパーなどの
容器に水を張って、
その中に2つ割りなどにした
かたまりのたけのこを浸しておくと、
数日は大丈夫です。
ただし、
水はできるだけ毎日取り変え、
しっかりフタも閉めておきましょう。
そして、冷凍庫での保存の場合には、
ジップロックなどのフリージング用
保存袋が最適なんです。
庫内での保存中の乾燥を防ぎたいので、
フリージングバッグは開閉もうまくでき、
便利でオススメですよ。
ジップロックにたけのこを入れたら、
しっかり空気を抜いて密閉しておくと、
中のたけのこの乾燥や酸化を防げます。
料理に使うサイズに小さく切って入れておくと、
袋から出してすぐ使えて便利ですね。
また、冷凍する際に、
薄く平らな形状にすると
凍るのが早くなり、
食品が傷みにくいんです。
袋状だと庫内でかさばらないのも
うれしいメリットです。
まとめ
いただいた新鮮なたけのこを
おいしく味わいつくしたいとき。
食べきれないときなどに、
おいしさを保ちながら
保存する方法について、
ご紹介しました。
ひと手間はかかりますが、
アク抜きも案外簡単にでき、
その後の保存も
約1週間までは冷蔵庫内で、
それより長いときは、
ちょっとした裏技で冷凍も大丈夫。
冷凍するときには、
薄く味をつけて下茹でまでしておくと、
食品素材としてそのまま使えるうえ、
スカスカになるのも防げます。
冷凍したものは、
1ヶ月くらいで食べきるように
してくださいね。