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ほうれん草は茹でないでシュウ酸は抜ける?レンチンはダメ?

ほうれん草 ゆでる 食べ物アレコレ
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ほうれん草を食べるとき、
まずはあく抜きをするために、
基本的には茹でて下準備をしますよね。

ほうれん草には、
食べると苦味や渋みを感じるあくの成分、
シュウ酸が含まれています。

あく抜きが十分ではない
ほうれん草を食べた後、
口の中に違和感を感じる……

それこそが、シュウ酸の正体!

でも実は、
ほうれん草を食べる前にシュウ酸を
取り除かないといけない理由は、
それだけではなかったんです。

とはいっても、忙しい毎日の中、
料理はなるべく時短が良いですよね!

そこで、ほうれん草を茹でないで、
レンジを使って簡単にあく抜きする方法を
ご紹介します。

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ほうれん草は鍋で茹でる以外にシュウ酸を抜く方法はある?

ほうれん草のあく抜きが必要な理由は、
シュウ酸が身体の中で、
結石を作ってしまう原因物質だからです。

たくさん摂ってしまっていると、
いつか腎結石や尿路結石などで
苦しむことになるかもしれません。

だから、ほうれん草を食べるときには、
できるだけしっかりあく抜きをしたほうが
良いと言われるわけですね。

ほうれん草のあく抜きと言えば、
昔から、
[su_note note_color=”#e0efff”]鍋やフライパンにたっぷりのお湯を沸かし、
水洗いしたほうれん草を入れ、
短時間だけ茹でる[/su_note]
という方法でされてきました。

栄養を残しつつ、
アクやえぐみを落とす茹で時間は、
根元30秒、葉先10~20秒で十分。

お湯も、たっぷりと鍋に沸騰させた
お湯で茹でることが大切です。

シュウ酸は水に溶けるので、
茹でた後は、
ボウルなどにたっぷりの水を張った中にくぐらせ、
さらにシュウ酸を取り出しながら、
粗熱が取れるまで冷やします。

誠に理にかなった調理法ですよね。

ですが、アク抜きのためにわざわざ
お湯を沸かして調理するのって、
多忙な人にとっては面倒……

しかし、この頃は調理家電も進歩していて、
レンジでもあく抜きができるんです!

次に具体的なやり方をご説明しましょう。

ほうれん草をレンジでチンはダメ?

電子レンジでアク抜きといっても、
レンジの加熱でシュウ酸を
消せるわけではありません。

ほうれん草を加熱してシュウ酸を
取り出しやすい状態にしたら、
すぐに水の中へ漬けること。

シュウ酸を水に溶かし出させて
外へ逃がすという工程が必要です。

まず、ほうれん草を
良く水洗いして汚れを落としたら、
全体をラップで包みます。

あまり一度に大量の束は無理なので、
使う分だけの束を用意しましょう。

それを丸ごとレンジに入れ、
600Wで約2分間加熱します。
(※レンジによっては出力が500Wまでだったり、
同じ600Wでも強度が違ったりします。
時間を加減してみてくださいね)

その間に、ボウルなどを用意し、
冷たい水をたっぷり入れておきましょう。

レンチンができたら、
ほうれん草を取り出します。

用意しておいた水の中に入れ、
ヤケドに気をつけながらラップを外して
あくの成分、シュウ酸を
水へ逃がしましょう。

ある程度、熱が取れたら、
アク抜き&下準備の完了です。

このようなレンチンでのアク抜きでも、
しっかりシュウ酸を逃がすことができますよ。

それどころか、
大量の水で茹でるときのように、
ビタミンを始めとした
大切な栄養素が出ていかないという利点も。

レンジを使ったあく抜きは、
時短になるだけでなく、
栄養面でもオススメできる調理法なんです!

簡単だし、
1人分など少量のときには、
特に便利ですよね。

ただし、
レンチン後のほうれん草を取り出す際、
水滴や蒸気で火傷しないように
ご注意してくださいね。

まとめ

鉄分など栄養たっぷりで、
しっかり食べたいほうれん草ですが、
あくの成分、シュウ酸は
体内で結石を作る原因になるので、
できるだけ口に入れたくないですね。

そのため、
ほうれん草は食べる前や調理の下準備として、
あく抜きをしなければなりません。

しかし、1人分など、
少量しか使わない場合には、
もっと簡単にあく抜きできる方法が
良いですよね。

そこで、簡単に
レンチンであく抜きする方法を
ご紹介しました。

ポイントを押さえれば、
ほうれん草は、
レンジ加熱でもしっかり
あく抜きすることができます。

ぜひ、お試しください。