じゃがいもを保存したいけど大量にある場合はどうする!? | えぶりでいはっぴねす
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じゃがいもを保存したいけど大量にある場合はどうする!?

食べ物アレコレ
この記事は約5分で読めます。

「じゃが・たま・にんじん!」と言いますが、
じゃがいもって、家にいつでもないと困る野菜ですよね。


だけど、台所に置いておくとすぐに芽を出すので、
長く保存できないイメージがあると思います。


買い物に行くと、一度にたくさん買えば激安になっていて、
箱買いしたいときがあっても、保存を考えると、
割高でも小袋の方を買って帰ります。

また、我が家では、
畑で栽培している知り合いのお宅から
大量にじゃがいもをいただくことも。


喜びもつかの間、
早くも芽を出し始めたじゃがいもにどうしたものやら困り果て、
毎日じゃがいも料理に明け暮れたという経験があります。

そんなとき、じゃがいもを上手に保存して、
長くおいしく食べられる方法があれば!と思いますよね。


そこで今回の記事では、
じゃがいもの保存方法をご紹介します。


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じゃがいもの保存方法は農家さんに聞け!

野菜のことなら、プロフェッショナルなのは、
栽培している農家さんですよね!


というわけで、農家さんのお宅では、
どんな保存の仕方をしているのか調べてみました。

まずは、身近なところで、
農家出身の母に聞いてみましたよ。


納屋と言いますが、今でいう倉庫は、
直射日光は入らないように作られています。


風通しが良く、
床が土のままでできているので、
真夏でも中はひんやり。

さらに床の土を掘って、土中に、
室(むろ)という収納できるようなところを
作っていたとのこと。


そこに、藁を敷いて床下収納のような形で、
野菜を収納していました。


じゃがいももここに入れておいて、
必要な分だけ取り出して使っていたんですって。

また、実家の近所に住んでいる
農家さんにも話を聞いてみました。


じゃがいもを収穫した後、
扉を開けて風の通りをよくした倉庫の床に
新聞紙や藁を敷いて、余分な土を払い落した
じゃがいもを並べます。

2~3日ほど表面を乾燥させたら、
段ボールなど通気性の良い箱に
新聞紙を敷いて中へ。


箱の中にじゃがいもを入れたら、
最後に真ん中辺りにリンゴを一緒に入れます。

そして、倉庫または日陰の風通しのいい場所に
置いておく方法を教えていただきました。

注意事項として、
その段ボールは蓋をしないこと。


また、上からじゃがいもが全部隠れるように、
新聞紙か布を被せることです。

そして、じゃがいもは水に濡れると腐りやすいので、
水濡れには気をつけてくださいね。

ちなみに、リンゴを一緒に入れておくのは、
リンゴから発生するエチレンガスが、
じゃがいもの発芽を抑制する力があるためです。


このリンゴですが、腐らない限り、
交換しなくても大丈夫なんですって!

また、お家で保管するなら、
段ボール以外ですと、麻袋が最適。


じゃがいもの表面を乾燥させたあと、
麻袋に入れた状態で農家さんの倉庫のように、
風通しが良く、涼しくて暗い場所に置いておくと、
長く保存できますよ。


一般的に、野菜の収納には、
収穫後、

  • 温度変化をさせない
  • 風に当てない
  • 水に濡らさない

ということに注意するといいそうですが、
じゃがいもの場合は少し違っていて、
風通しが良くて、冷暗所が好ましく、
できる限り光に当たらないようにするという
条件が加わります。

じゃがいもは光を当てると発芽しやすくなり、
皮表面が緑色に変わります。


芽や芽の根元や、緑に変化したところには、
「ソラニン」、「チャコニン」という、
天然毒素と呼ばれる有害な物質ができてしまいます。

食べると腹痛や下痢などの中毒症状を
引き起こすので、要注意ですね。


なので、じゃがいもの保存では、
光を当てないことが最も大切なポイントになります。


「納屋の床下収納」や「扉を開放できる倉庫」を参考に、
できるだけ涼しくて、光が入らないような環境を作りましょう。


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じゃがいもの保存はマンションでもできる?

光を遮れて、風通しの良い涼しい場所が、
じゃがいもの保存には適しています。


マンションの場合にも、
じゃがいもの保存ができるかご紹介しますね。

まず、室外でと考えると、玄関先かベランダ。
北向きや東向きで一日中、
日光が当たらないところがあればベストです。


じゃがいもを麻袋や段ボールに入れ、
風の通りに注意して、置き方を工夫してみましょう。


麻袋なら、日陰に吊るしておくという方法もありますね。


また、発砲スチロールの箱が手に入れば、
その内側を新聞紙で囲って、
じゃがいもを入れておく方法もあります。

その際、蓋はしないで、風が通るように、
上から布などを被せておくようにしましょう。


そして、リンゴを1つ、忘れずに
一緒に入れておいてくださいね!

そのほか、食事作りで時短にもなるので、
冷凍しておく方法もありますが、
じゃがいもは生のままの冷凍はできません。


解凍すると、デンプンがつぶれて、
パサパサ・スカスカになり、
おいしく食べられないからです……


しかし、茹でるかレンジで加熱して、
つぶした状態にすれば、冷凍も可能です。

使いたいときに解凍するとすぐ使え、
サラダやコロッケなどを時短で作れますし、
マッシュポテトにして保存しちゃいましょう!


また、新聞紙や紙袋で包んだじゃがいもを、
ナイロン袋やタッパーに入れて、
冷蔵庫の野菜室に保存しておられる方法もあります。


上手くいくと、半年も保存できた人も!


この方法を試す場合、
わずかに隙間があるくらいの密閉状態が良いですし、
新聞紙が水分を吸ってきたら、取り替えます。

じゃがいもを時々チェックし、
乾燥して表面がシワシワになっていたり、
逆に濡れたようになっていたら、
保存がうまくいっていません。


新聞紙でもっとしっかり包んでみてくださいね。


じゃがいもの保存温度は、
2~15℃が良いと言われてますから、
屋外だと夏場にはさすがに外気温が高すぎるので、
冷蔵庫保存もぜひ挑戦してみてください。


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じゃがいもの保存方法のまとめ

じゃがいもをたくさん買ったり、
お裾分けで大量にいただいたとき、
おいしさを損なわずに長く保存できないか、
農家さんに聞いてみました。

じゃがいもの保存には、
光が大敵で、風通しの良い涼しいところが適しています。


そんな場所をご自宅で探し、工夫してみるのもいいですね。


また、冷蔵庫を使って保存する方法についても、
一緒にご紹介しました。
それから、じゃがいもを加熱して潰せば、
ホームフリージングもできちゃいますよ!


ぜひ参考になさってくださいね。