セロハンテープの跡は、
黒っぽくなってしまい
汚く見えますよね。
濡れ雑巾で擦っても、
爪でカリカリ掻いても、
なかなかキレイに落ちません……
でも、このセロハンテープの跡、
コツを掴めば簡単に取れるんですよ!
今回の記事では、
シール剥がしを購入しなくても
お家にあるものでキレイに
テープ跡を取る方法をご紹介しますね。
ぜひ、参考になさってください!
古いセロハンテープの跡を取る方法
まず、家にあるもので比較的
簡単にテープ跡を取る方法をご紹介しますね。
古いテープ跡は、
ハンドクリームで取れるんです!
ハンドクリームやワセリンなど、
油分を含むクリームのほか、
ドライヤー、ティッシュペーパー、
ヘラの代用になる定規をご用意ください。
まずドライヤーで、テープ跡が
残っている部分を1分ほど温めます。
そして次に、
ハンドクリームを塗り、
5分ほど置いておきましょう。
ハンドクリームが馴染んだら、
ティッシュで拭き取ります。
ティッシュで取れない場合は、
定規で削ぐように取ってください。
この方法のポイントは、
ドライヤーとハンドクリームで粘着力を弱めること。
高めの温度を当てたり、
油分があると粘着効果が弱まるので、
その性質を利用するようにして、
跡を取っていきましょう。
定規で削り取る場合、
クリームが十分に馴染んで柔らかくなってから、
素材に傷がつかないよう、
力を入れずに優しく削ってくださいね。
ハンドクリームやワセリンがない場合、
食用油でも代用できますが、
ベタつきが残ると困りますよね。
なので、もし油で代用したら、
油がついた部分を濡れたタオルで
拭き取るようにしてください。
わたしは、
職場のセロハンテープ台に
ベタベタついていたテープ跡を、
ハンドクリームを使って取りました。
職場にドライヤーがなかったので、
温められませんでしたが、
ハンドクリームだけでもキレイに取れましたよ!
1回では取りきれなかった部分は、
ハンドクリームを塗った後、
カッターで削いでみました。
でも、カッターはオススメできません。
クリームで滑って危なかったので
削ぐときは定規を使ってくださいね!
家にある物でテープ剥がしに代用できる?
続いて、テープ自体を剥がしたい場合。
パッと思いつくものは
100円ショップでも購入できる
シール剥がし液ではないでしょうか。
ですが、毎日使う物でもないので
わざわざ専用のものを購入するのは
もったいないですよね。
先述したハンドクリームでも
テープを剥がすことは可能ですが、
表面に撥水加工が施されていると、
油分が染み込みにくいです。
そこで活躍するのが
食器を洗う中性洗剤。
界面活性剤は浸透作用があるので、
テープの粘着部分にも入り込んでいきますよ。
用意するものは中性洗剤、
カッター、ラップ、定規、ドライヤー。
方法はテープ跡のときと同様で、
まずはドライヤーでテープを温めます。
洗剤が染み込みやすいように、
テープ表面に切り込みを入れて、
洗剤を塗り、パックをするように
ラップをして置いておきます。
置く時間は馴染み具合にもよりますが、
10分くらいが目安でしょうか。
やわらかくなったところで、
定規で削ぎ取っていきましょう。
中性洗剤を利用する際のポイントは、
ラップで覆うところ。
少し手間はかかりますが、
乾燥を防ぎ馴染みやすくなります。
わたしが100円ショップで
売られているようなプラスチック製の籠や、
お皿の裏面に貼られているシールを剥がすとき、
この方法で取っています。
そのまま洗ってしまえるので楽ですよ。
テープ跡がどうしても取れない時の対処法
ハンドクリームや中性洗剤を馴染ませても
頑固でなかなか取れない場合は、
シリコンスプレーでも代用できます。
方法は中性洗剤と同じで、
シールにスプレーして、
液を馴染ませてから定規で削ぎ取ります。
この方法のコツは、
- 先にドライヤーで温めること
- しっかり馴染ませること
- 取れないからと焦って力づくでゴシゴシしないこと
です。
温めて粘着効果を弱くする、
潤滑効果を生かすために馴染ませる。
もし1回で取れなければ
何回かに分けて少しずつ削ぎ取る手順で、
焦ることなくじっくり
取り組んでいただきたいと思います。
シリコンスプレーは
滑りが良くなるのでサッシにスプレーしたり、
開閉時にキーキーと音がする扉の蝶番に
使用するのもオススメです。
幅広い使い道があるので、
家に常備しておいても便利!
ただし、滑って転ぶ恐れがあるので、
使うときはお気を付けください。
テープ跡をキレイに取る方法のまとめ
古いセロハンテープの跡を取る方法は
ハンドクリームを使います。
まず最初にテープ跡を
ドライヤーで温めてからハンドクリームを塗り、
よ~く馴染ませた後にティッシュで軽く擦ったり、
定規で削ぐと、だんだん取れていきます。
お家にある物で
専用のテープ剥がしの代わりにできるのは、
食器を洗う中性洗剤。
代用品を使う場合も、
テープをドライヤーで温めるのが先です。
テープ表面に切り込みを入れてから
洗剤を塗った後にラップでパックし、
馴染んだら定規で削ぎ取ります。
テープの跡がどうしても
取れないときの対処法は、
焦らずにシリコンスプレーを
しっかり馴染ませること。
時間はかかりますが、
少しずつ取り除いていくと、
跡がだんだんと削り取られて
目立つ跡も小さくなっていきます。
跡が残るとわかっていても、
便利で使ってしまうセロハンテープ。
専用のシール剥がしがなくても、
家庭にある物で簡単。キレイに
テープ跡を取ることができますよ。
もしテープ跡が残って困っていたら、
今回の記事で紹介した方法をお試しください。