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手作り草餅は賞味期限に注意!保存は常温、冷蔵、冷凍で違うんです

草もち 食べ物アレコレ
この記事は約4分で読めます。

草餅っておいしいですよね。

和菓子の専門店やスーパーでも時季になると販売していますけど、和菓子店の草餅はお値段が高めだし、スーパーの草餅は保存料などが気になる……

ご存知ですか?
草餅は手作りできるんです!

ただし、手作りした草餅は賞味期限に要注意。
保存料や着色料が入ってない代わりに、スーパーの草餅のように日持ちはしません。

また、賞味期限は草餅の作り方にもよりますし、保存は常温、冷蔵、冷凍でも違います。

常温では賞味期限が1~2日。
冷蔵はモチが硬くなるため向きません。
冷凍なら3週間から1ヶ月が賞味期限です。
消費期限は6ヶ月です。

え~保存方法でそんなに違うの?
草餅の作り方によるってどういうこと?

その疑問にお答えしましょう。

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草餅を手作りしたら賞味期限に注意して!

草餅を手作りしたら、賞味期限に注意しなくてはなりません。

保存料や食品添加物が入ってないので、安心して食べられる一方、おいしく食べるための賞味期限は短くなります。

草餅の賞味期限は時期と作り方によって違います。

草餅はヨモギをお餅に混ぜて皮にし、餡を包んで作りますね。

ヨモギの若芽で春先に作る場合

この時季に上新粉(関西では上用粉)と、餅粉に砂糖を入れて手作りする場合は、賞味期限は常温で2日。
作った翌日でもそのままおいしく食べられます。

もし上新粉を使わずに切り餅や白玉粉・餅粉で手作りするなら、賞味期限は常温で当日のみ。
違いは上新粉を入れるかどうか。
上新粉はうるち米から作る粉で、それを入れた餅は翌日でも硬くなりません。

また、砂糖も餅皮を柔らかく保存することにひとやく買っています。

上新粉を使わずに手作りした草餅は食品添加物が入っていないため、翌日には硬くなってしまいます。
もちろん、硬くはなりますが、焼いたり蒸したりすればおいしく食べられますよ!

乾燥ヨモギなどで夏場に作る場合

乾燥ヨモギや冷凍ヨモギで、夏場に草餅を手作りした場合、上新粉の有無にかかわらず、賞味期限は常温で当日のみです。

夏場は餅も餡も傷みやすい季節。
気温が高くなる6月下旬から9月末まで、草餅や大福を作らない和菓子店もあるほど。

秋から冬に草餅を手作りする場合

上新粉を入れて手作りした場合の賞味期限は常温で1~2日。
気温によっては2日めには餅皮が硬くなります。

上新粉なしで手作りした場合の賞味期限は常温で当日のみ。
しかも気温が低い分、餅皮が硬くなりやすいので、作ったら早めに食べてくださいね。

ただし、どちらの草餅も傷んだわけではありません。
上新粉入りのほうは蒸して、上新粉なしは焼けば、おいしく食べられますよ。

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草餅の保存は常温と冷蔵、冷凍、どれがオススメ?

草餅って手作りすると、一度に何個もできてしまいますよね。

でも、いくら草餅が好きだからとは言っても、こんなにたくさん食べきれないよ~というときもあるでしょう。

また、手作り草餅は常温保存だと賞味期限が意外と短い!

もちろん、冬場など気温が低い時期は傷みの心配はないので、賞味期限プラス1日程度は硬くなっても食べることはできます。

蒸したり、焼いたりと手を加えれば、食感は作りたてとは違いますけど、問題なし。

じゃあ、手作り草餅はどんな保存方法がベストなの?

草餅はズバリ、冷凍保存がベスト!
常温では賞味期限が短いし、冷蔵だと餅皮が硬くなってしまいます。

冷凍保存の場合でも、草餅を上手に解凍したら、おいしく食べられるんです。
そのコツもご紹介しますね。

・草餅を手作りしたら柔らかいうちに冷凍保存する
・1個ずつラップして冷凍する
・タッパーウエアに平らに並べて冷凍室に入れる
・草餅が凍ったらジッパー付きの冷凍用ビニール袋に入れ直す
・なるべく空気に触れないように袋の空気を抜く

ビニール袋の空気を抜くには、少し隙間を残した状態でジッパーの口を閉じて、隙間からストローで空気を吸い込むか、水をはった桶に沈めれば自然に空気が抜けていきます。

冷凍焼けを起こして食味を損なわないように、空気を抜くことがポイント。

冷凍保存した手作り草餅は、自然解凍で2~3時間でおいしく食べることができますよ。

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草餅を冷凍したらどれくらい保存できる?

手作りした草餅は、冷凍でどのくらい保存できるのでしょうか。

草餅はヨモギの香りも味のうちです。
そのヨモギの風味を損なわずに食べられるのは、冷凍後3週間から1ヶ月以内。

おいしく食べられる賞味期限は1ヶ月以内であっても、冷凍保存で食べられる消費期限は6ヶ月以内です。

家庭用の冷凍庫は開け閉めする頻度も高く、温度は一定とは言えません。
工場で使うような業務用の冷凍庫ならともかく、家庭用の冷凍庫では、急速冷凍することも難しいですよね。

また、冷凍するため食品を入れると、より庫内の温度が上がるため、どうしてもほかの食品に霜がつきやすくなります。

それが冷凍焼けの原因。
冷凍庫内の食品が冷凍焼けすると乾燥が進み、庫内の臭いがついてしまいます。

冷凍焼けを起こさなければ、冷凍で1年くらいは食べることができます。
けれど、家庭用の冷凍庫で保存するのであれば、食あたりを防ぐためにも、6ヶ月程度で食べきるようにしてくださいね。

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手作り草餅の保存まとめ

草餅を手作りした場合、賞味期限は常温で1~2日程度。
冷蔵保存は餅の部分が硬くなるため不向きです。

食べきれないほど作ってしまったら、草餅が柔らかいうちにラップに1個ずつ包んで冷凍保存します。
冷凍焼けを防ぐために、空気を抜いたジッパー付き袋で保管しましょう。

そして、食べるときは自然解凍が一番おいしく食べられますよ。