森のバターと言われ、今や女性を中心に
大人気のアボカド。
その食感はクリーミーで、熟したものを食べると、
まるでトロの刺身を食べているようだと絶賛する人も。
栄養豊富で、美容にも健康にも良い食材ですよね。
しかし、スーパーなどで買い求めるとき、なかなか
選び方が難しくて、「外れ」が多いと嘆く声も。
せっかく選んで買ってきたのに、外れだった!
なんてこと、ありますよね。
おいしいアボカドは、どうやったら見分けられる
でしょうか?
今回の記事では、そんな「おいしいアボカドを
見つけるコツ」について、ご紹介します。
アボカドのヘタを見れば当たりを見分けられる
おいしい、「当たり」のアボカドを見分けるには、
まずヘタのところを見ましょう。
ヘタのところに、皮との隙間ができていないかに
注目してください。
そして、ヘタは取れていないほうがいいのですが、
取れていても、穴が開いてなければOKです。
さらに色を見ますが、ヘタの周りが黒く変色していたら、
空気が入り込み、中で酸化している可能性があるので、
選ばないようにしましょう。
また、ヘタの周りは、色だけでなく、柔らかすぎて
ブカブカしていたりするのも避けてください。
熟れすぎて、中が黒くなっているかもしれません。
つまり、「当たり」のアボカドを見つけるための
ポイントはコレです!
●ヘタが取れていない方がいい。
●ヘタの周りが白い方が新しい。黒くなっているものはやめる。
●ヘタの周りを触ってみて、柔らかすぎないものを選ぶ。
まず、「ヘタを見る」ことで、熟れすぎたアボカドは
避けられそうですね。
腐っているアボカドの見分け方はこちら!
アボカドは、好みにもよりますが、よく熟したほうが
おいしいと言います。
しかし、熟し加減もいきすぎると腐ってしまうので、
ちょうどいいところで食べられるといいのですが、
それを見分けるのもなかなか難しい食材です。
では、腐ってるアボカドは見分けられるのでしょうか?
まず、皮の表面にかなりしわができて艶がなく、
色も真っ黒になってしまっているものは、すでに
食べごろも通り越しています。
中がべちゃべちゃで、黒く変色し、種以外の果肉部分の
厚みが薄くなってしまっているでしょう。
もしかしたら、臭い匂いもするかもしれません。
しかし、まれに皮表面には艶もあり、しわもなく、
色もいい具合の茶色なのに、いざ切って見ると中が
腐っている、という場合が……
この場合は、見た目だけではわからないこともあります。
アボカドは、国内産のものも中には出回っていますが、
ほとんどが中南米などの原産国からの輸入です。
そのため、現地では早い段階で収穫され、日本の店頭に
並ぶまでに長い時間、旅をしてますし、また店頭でも、
さまざまな人に握られていくうちに、傷んでしまっている
こともあるのだろう、と考えられます。
また、ヘタがとれて、その部分の皮との間から空気が入り、
中が酸化して黒くなってしまうこともあります。
アボカドは、保管温度が低すぎると、バナナのように、
低温障害を起こしますし、温度が高すぎても、今度は
高温障害を起こしてしまいます。
保管状態によって、アボカドの運命は変わるのですね。
まとめ
栄養豊富なアボカド。
美容のためにも健康のためにも、ぜひ食べたいですね。
しかし、せっかく買ってきたのに、「外れ」だったら
ショックは大きいです。
そんなわけで、「当たりのアボカドを見つけるコツ」を
探してみました。
アボカドを選ぶときは、まずヘタのところに注目しましょう。
そして、柔らかくなりすぎていないこと。
なるべくヘタは取れていないこと。
これが当たりのアボカドを見分ける条件です。
また、腐ってしまっているアボカドは、皮がしわしわに
なっていて艶がなく、真っ黒になっていますが、そこまで
いかなくても、触ったときに全体が柔らかすぎるものは、
熟れすぎています。
おいしいアボカドを見つけるために、ヘタの周りの様子と、
皮の色、全体の触り心地、と3つの条件を良く観察して、
選んでみてくださいね。