桜の季節が終わり、新緑の季節が
やってきましたね。
先日、子供が通う小学校から、運動会についての
連絡プリントが届きました。
それを見ると、
「今年の運動会の場所取り、どこにしよう?」
旦那さんと、場所取りについて、相談しないと
いけなくなってきます。
できるだけ良い位置で観戦するための場所取りを
して、日除け用のテントを設営するというのが、
運動会でよく見られる光景です
ですが、ここ最近の運動会では、テントの設営を
禁止している小学校が増えているって、あなたは
ご存知でしたか?
運動会で設置されるテントが非常識!? 地域で変わる常識
わたしが子供の頃、運動会は秋に行われていました。
最近では、残暑が厳しい中で運動会の練習を行うのは
危険といった理由から、5月末から6月上旬頃の春へ
変更している学校は少なくありません。
しかし、昔の5月に比べて、現在の5月は、かなり
暑いですよね。
学校の校庭で一日中、炎天下の下で観戦する
保護者にしたら、なかなか大変です。
学校のほうでも、地域ごとにテントを設営して
保護者用の観戦ゾーンを設けたり、体育館を開放
したりといった手を打ってくれています。
ですが、それを利用せずに、各家庭でテントや
タープを設営して、その中で観戦する保護者が
多いように見受けられます。
テントやタープの数があまりに多くて、グラウンドが
運動会ではなく、なにかのフェスかな?と首を傾げる
ような光景が広がっていたりします。
小学校の運動場にテントがひしめき合うと、運動会の
種目を観戦するには結構、邪魔になりますよね。
そういった点から、テントの設置を禁止にする学校が
増えてきているようです。
では、運動会のテントを非常識だと捉えるのは、
地域によっても違うのでしょうか?
首都圏ですと、生徒の数はとても多いのに、運動場が
狭いという問題が起こっているとのこと。
確かに、そのような事情がある中、テントを設営するのは、
ルールを守って観戦している、ほかの保護者たちの迷惑に
なりますね。
転勤で地方から首都圏へ引っ越ししてきて、初めての
運動会で、観覧席のテント設置が禁止ということに、
驚く親御さんもちらほら見受けられるようです。
逆に首都圏から離れた地域では、運動会の観戦に
来るのが、両親のほか、祖父母も一緒に参加する
ことが当たり前というところも。
親戚一同が集まって、運動会を観戦する地域は、
割とグラウンドも広いため、テントやタープを
設置しても、それが当たり前なので、非常識と
思われることはないのでしょう。
だからと言って、テントやタープがまったく
迷惑じゃないというわけでもないですけどね。
運動会を見る家族の常識が問われている
運動会は、参加しているお子さんの身内が
観戦するもの。
どの親御さんも、我が子が活躍する場面を
良い場所でしっかり見たい。
できるなら、良い場所で撮影したい。
そのために、必死になって場所取りをする
ご両親もいますよね。
その中には、熱を入れすぎるあまり、ほかに
観戦している人への配慮が欠けている人たちが
いることも確かです。
例えば、自分の子の出番よりも、ずいぶんと
前から保護者指定の撮影場所を陣取って、今
出演している子の両親が撮影場所を使えないと
いった問題があります。
ほかには、撮影場所の最前列で日傘を差したまま
観戦し、後ろにいる人の視界が遮られたり、その
日傘が身体に当たるということも。
テントやタープにおいても、校庭の隅に設置して
くれたら、問題も少ないのでしょうが、みんなが
観戦するところに設置されると、周りから迷惑な
顔をされることは避けられません。
しかも、背が高いテントが立てられようものなら、
なおさら迷惑になることでしょう。
ですので、テントを設置したいのであれば、まずは
周りの迷惑になっていないか?
そこを良く確認しましょう。
また、学校側から、前もって配られる連絡
プリントには、保護者に開放するエリアや、
禁止エリアが記載されていると思います。
そういった情報をしっかりと確認して、場所取りに
役立てることが大事なのではないでしょうか?
まとめ
せっかく、子供たちが何週間も前から練習に
練習を重ねて行う運動会なのです。
それを観戦する両親は、常識的な行動を取り、
子供たちの模範にならなくてはいけません。
純粋な子供の前で、非常識な行動をするなんて、
大人として恥ずかしい行為ですよね。
きちんとルールを守って、楽しく運動会を観戦
したいものです。