長いフランスパンを
肩かけの買い物袋からのぞかせて、
さっそうと歩くパリジェンヌ。
そんな外国映画で見る光景に、
ちょっと憧れますよね。
のぞかせるまではしないけど、
ちょっとおしゃれにフランスパンを買い、
次の日に食べようとしたら、
カチカチになってる!
そんなとき、
捨てちゃうなんてもったいないですよね。
かといって、
そのままがんばって食べると固すぎて、
さし歯が取れてしまったなんて人もいます。
でも大丈夫ですよ。
固いフランスパンをふわふわに戻して、
おいしく食べられる方法があるんです。
というわけで、今回は、
固くなったフランスパンを柔らかくする
簡単テクニックをご紹介します。
フランスパンが固い!柔らかく戻す方法を伝授します
パンって、お店で買って帰って、
しばらくたってから食べようと思うと
固くなってしまっていること、
よくありますよね。
風味もどんどん落ちていってしまいます。
それは、できあがったパンから、
少しずつ水分が蒸発し
乾燥していってしまうのが
カチカチに固くなる原因の一つです。
長くて固いイメージのフランスパンですが、
スライスしてみると、外側は固くてパリパリ。
中の白い部分はふわふわっとしていて、
二つの独特の食感や噛みごたえを
楽しめて、おいしいですよね。
そのフランスパンも、
時間が経つとともに水分が抜けていき、
中までカッチカチになってしまいます。
文字通り、もう歯が立たないくらいに。
固くなってしまったフランスパンを、
カチカチの固いままの状態で無理して食べたり、
食べずに捨ててしまうのは、
ちょっと待って!
次にご紹介する方法で、
柔らかく戻してやると、
またおいしく食べられますよ。
フランスパンは温め方次第でふわふわに!トースターを使った裏技
買った次の日以降に食べようと思った
フランスパンが、カチカチに
固くなってしまっていて食べられそうにない。
そんなときに便利な、
オーブントースターを使った
裏技をご紹介します。
ちょっとした温め方の工夫で、
またふわふわにできるんです!
まず、キッチンペーパーを水で
濡らして固くしぼり、
フランスパンに巻きましょう。
または、霧吹きがあれば、
しゅっしゅっと軽く
フランスパン全体にかけましょう。
ただし、かけすぎないことがポイントですよ。
またはもっと楽に、
手に水をつけて、軽くなでるように
表面にさっと水をつけるようにしても大丈夫。
でも、つけすぎてしまった箇所は、
中までべちゃっと糊のような食感になって
おいしくなくなるので、水分量には
気をつけてくださいね。
それから、外側をアルミホイルで、
あまりぴったりしないように余裕を
持たせてふわっと包み、
オーブントースターに入れて焼きます。
焼く時間は3分ほどでOKですが、
お使いの機種の違いもあるので、
様子を見ながら時間を増減して
調節してくださいね。
そして、オーブントースターで焼いた後、
ホイルの包みを開けてみると、
フランスパンにふわっとした食感が戻っていますよ。
フランスパンから蒸発して逃げていった水分は、
この温め方でホイル内で蒸し焼き状態にして
戻してやることで、もう一度、ふわふわ感を
とり戻せるわけです!
さいごに
買ってしばら置いていたら、
カチカチになってしまったフランスパン。
そのままだと
噛めないくらい固いこともありますよね。
今回は、そんな固くなってしまったフランスパンを、
オーブントースターを使って柔らかく戻す
簡単テクニックをご紹介しました。
せっかく買ってきたフランスパンだから、
ふわふわに戻して、おいしく食べ切りたいですよね!
もしも、フランスパンを買ってきたけれど、
全部は一度に食べきれないから、
保存しておきたいなというときには、
冷蔵ではなく、スライスして冷凍をおすすめします。
しかも、
買ってからできるだけ早めに!が
ポイントですよ。
そして、冷凍したあとは、
解凍してからではなく、
冷凍のままオーブントースターで焼くと、
劣化ができるだけ少ない状態で
おいしく食べられますよ。
ぜひ、お試しくださいね。