お餅のようなちまきも、中華ちまきも、
とってもおいしいですよね。
でも、ついついたくさん買ってしまったり、
もしくは作りすぎたり、いただいたり――
一度に食べきれないとき、
どうやって保存すれば良いか悩みませんか?
ちまきはどれくらい日持ちするものなのか、
冷蔵庫で保存しても大丈夫なのか、
知っておきたいですね。
また、
次に食べるとき、おいしくいただけるように、
上手に保存する方法についてもご紹介します!
ちまきを保存できる期間はどれくらい?
ちまきは、どれも竹の皮や
笹の葉に包まれています。
包んでから蒸したり、
茹でたりしているので、
直接、中身が空気に
さらされてはいません。
けれど、それでも時間が経つと、
水分が失われて乾燥し、
固くなっていきます。
もち粉を材料にして練って
作られているちまきの場合、
和菓子屋さんなどでは、
作った日から2~4日くらいが、
おいしく食べられる期間としています。
ちまきもお餅のようなものと考えると、
それ以降は次第に固くなり、
カビが生えていくことが想像されますよね。
お正月のお餅も常温に置いておくと、
1週間もすればカチカチになるので、
それくらいが保存できる期間です。
中華ちまきのほうは、どうでしょう?
中華ちまきは、
もち米や米を肉と野菜などの具材と
共に炒めてから竹の皮に詰めて包み、
蒸して作る中華おこわですね。
中身がおこわなので、
やっぱり時間がたつと固くなってしまい、
次第に劣化してカビも生えてしまいます。
以前、中華街の屋台風なお店で
中華ちまきを買ったとき、
「冷蔵庫で1週間、冷凍庫で1ヶ月もちますよ」
お店の人から、そのようなことを
教えてくれました。
とても適切な説明だったので、
しっかりと記憶に残っています。
普通のおこわを冷蔵庫に保存していて、
包装がうまくできておらず、
3~4日もすれば表面がカチカチになり、
米粒がぽろぽろになってしまったことがあります。
冷蔵庫に保存するときは、
包装をしっかりするのもポイントですね。
中華ちまきもやっぱり
冷蔵保存で1週間が限度でしょう。
ちまきの保存方法は冷蔵庫で大丈夫?
さきほど、
お店の人が教えてくれた中華ちまきの保存法、
冷蔵庫では1週間、冷凍庫では1ヶ月もつという
情報をご紹介しましたね。
実は、ほかのお餅のようなちまきの場合も、
冷凍すれば1ヶ月もつと考えて大丈夫なんです。
どんな食品でも、
冷凍保存中もさまざまな変化が起こりますので、
だいたい1ヶ月以内に食べきるようが良いのです。
ちまきを長く保存したいとき、
しっかり包んで冷凍保存できますが、
1ヶ月以内に忘れずに食べるようにしましょう。
食べる予定がそこまで先でない場合の保存なら、
冷蔵庫内での保存で大丈夫です。
4日~1週間が限度ですが、
できるだけ早めに食べるほうが、
劣化やカビなどの心配がなく、
おいしくいただけます。
このとき、乾燥を防ぐためにも、
ラップやナイロン袋で丁寧に
包んでおくようにしましょう。
また、冬の寒い季節には、
暖房がかかっていない場所なら、
常温に置いておいても大丈夫ですよ。
保存しておいたちまきは、
食べるときには固くなっているので、
再度レンチンか蒸し器で蒸して食べます。
完全に元通りとまではいきませんが、
再び水分を含ませ、ふっくらモチモチにして
食べることができますよ。
まとめ
ちまきを食べきれないときなど、
保存しておくことができるとうれしいですね。
ちまきは冷蔵庫で4日くらい、
中華ちまきは1週間、
保存することができます。
食べるのがそれより先になりそうなら、
できるだけ早いうちに、
1個ずつ丁寧に包んでから、
冷凍保存するようにしましょう。
冷凍庫だと1ヶ月間、保存できますよ。
食べるときには、
レンジ加熱か蒸し器で蒸して食べると
おいしくいただけるので、お試しください。
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