汚れを放置してしまいがちな冷蔵庫の上。
掃除をする頻度は、できれば月に一度、最低でも年に一回、大掃除のタイミングで掃除をしてください。
月に一度とする理由ですが、汚れを長いこと放置すると、空気中に舞う調理油とホコリが交ざり合ってベタベタになり、水拭きするだけでは簡単に取れないガンコな汚れになってしまうからです。
ですので、汚れが定着する前に掃除をしておくと、後が楽になります。
しかし、忙しいと目に見えない部分の掃除は行き届かないかもしれません。
そこで今回の記事では、ガンコな油汚れになった冷蔵庫上を楽に掃除する方法と、汚れを防止する方法を併せてご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
冷蔵庫の上の掃除する頻度はどれくらいが理想?
目が行き届かない冷蔵庫の上は、汚れやすい環境です。
可能であれば月に一度の掃除が理想ではありますが、忙しい方からすると、月に一度でも負担に感じてしまいますよね。
なので、年末に大掃除をするタイミングを利用されてはいかがでしょうか?
冷蔵庫内の拭き掃除や賞味期限切れの物を処分するついでに、冷蔵庫の上や裏側の汚れもキレイにしてしまいましょう。
白物家電の中でも冷蔵庫の消費電力は高いですが、ホコリが溜まってしまうと冷やす時により多くの電気を消費することに!
電気代で節約するためにも、一年に一度、余裕があれば月に一度は冷蔵庫の上をキレイに掃除してくださいね。
冷蔵庫の上に溜まったベタベタ汚れを掃除するには?
空気中に漂うホコリと調理用の油が交ざり合い、長い時間が経った油汚れは、水拭きでは簡単に落とせません。
ガンコな汚れにレベルアップしてしまったベタベタ汚れは、セスキ炭酸ソーダを溶かした水で簡単に撃退することができますよ!
【セスキ水スプレーの作り方】
・水100ミリリットル
・セスキ炭酸ソーダ小さじ0.5グラム
上記の分量をスプレー容器に入れ、容器を振って溶かせば完成です。
大量に作っても腐らせるだけなので、2~3日以内に使い切れる分を作ってくださいね。
セスキ水を作った後は油汚れにスプレーし、少し時間を置くだけで面白いくらいキレイに汚れを拭き取ることができますよ。
時間が経ちすぎて汚れが取れなかった時は、セスキ水をスプレー後、キッチンペーパーとラップで蓋をするとガンコな油汚れも落ちやすくなりますので、ぜひお試しください。
ナチュラルクリーニングに使うエコ洗剤で有名な「重曹」や「クエン酸」もありますが、油汚れにはセスキ炭酸ソーダが一番。
重曹やクエン酸より汚れ落ちがいいことから、セスキ炭酸ソーダのみで家の中全体を掃除しちゃう方もいるそうですよ。
冷蔵庫のベタベタを掃除した後は汚れ防止を
セスキ水でベタベタの油汚れをキレイに落とした後は、汚れ防止をしておきましょう。
汚れ防止には特別な道具は必要ありません。
自宅で新聞を取ってましたら、新聞紙を冷蔵庫の上に敷くだけ。
この時、冷蔵庫の排気口を塞がないようにご注意ください。
故障の原因になりますよ!
新聞を取ってない時は、ラップで代用してくださいね。
もしドアの開け閉めや人の動きで新聞紙やラップが飛んでしまいそうな時は、マスキングテープや弱粘着のテープで端を固定すると良いですよ。
汚れ防止の新聞紙やラップはそのまま放置しないで、定期的に交換してくださいね。
冷蔵庫の上にラップや新聞紙を置くのは、故障の原因になるので良くないといった意見も見かけますが、排気口を塞がないように敷けば問題はないと、個人的には考えています。
ですが、もし故障の心配があるなら、無理に敷く必要はありません。
冷蔵庫の上の掃除頻度まとめ
見落としがちな冷蔵庫の上を掃除する頻度は、月に一度が理想です。
その理由は、長く放置された冷蔵庫上の汚れは、空気中のホコリと油の飛沫でベタベタに固まり、冷蔵庫が冷えにくくなるからです。
余分な電気代がかからないように、冷蔵庫の上はこまめに掃除してくださいね。
ですが、忙しい人にとっては、月に一度でも負担かもしれません。
どうしても毎月の掃除が難しい場合は、大掃除のタイミングで行うと良いですよ。
もし見て見ぬフリが長く続き、ベタベタのガンコな油汚れに変わってしまったら、セスキ炭酸ソーダを溶かしたセスキ水を吹きかけると、簡単に拭き取ることができます!
セスキ水の作り方は、
・水100ミリリットル
・セスキ炭酸ソーダ小さじ0.5グラム
上記をスプレーボトルで混ぜ合わせ、汚れたところに吹きかけ少し時間を置くだけ。
セスキ炭酸ソーダは油汚れ向き素材なので、これだけでキレイになりますが、もし汚れを落とせなかった時は、キッチンペーパーとラップで蓋をした状態で時間を置くと、汚れが緩くなるのでお試しください。