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怪物事変 第13話『悲願』感想とネタバレ

大嵐山の水芭蕉

前話では、シキの叔父である蓼丸昭夫さんの常軌を逸したおぞましい研究と、その研究にシキのお母さんが関わるきっかけが明かされました。

『金の糸』を生み出していく研究の過程では、いわゆる失敗作と呼ばれるものも存在していて、異形の姿をした怪物たちはすべて、シキの弟妹だったのです。

昭夫さんを親を認識し、言葉を話すだけの知能もあるけれど、その言葉の意味までは理解できない弟妹たちは、シキのお母さんが話していた言葉をただ無感情に繰り返すだけ……
シキへの愛情が溢れる言葉を聞いたシキは、心が折れてしまいました。

第13話は、シキのために怪物の力を解放した、夏羽くん無双から始まります!

11話と12話の感想とネタバレは、以下のリンクからどうぞ。

文章のみではありますが、ネタバレ満載のため、未読の方やコミックス派の方は、閲覧にご注意ください!

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友達のために

大中小、さまざまな異形の怪物を薙ぎ倒していく夏羽くん。
怪物事変に登場するキャラクターの中でも、指折りの武闘派です。
バリッバリの前衛ですね。頼もしい!

そんな夏羽くんに恐怖心を抱きつつも、見た目は異形でもシキの弟妹なんだと訴えた昭夫さんでしたが……

邪魔しなければ倒さない、用があるのは昭夫さんだけ、と夏羽くんはバッサリ。

自分より何倍も大きい怪物をけしかけられても、夏羽くんは怯むことなくバッサバッサと薙ぎ倒していったのですが、そんなときに野火丸くんも怪物に囲まれちゃったんです。
それで、夏羽くんに助けを求めたんですけど、野火丸くんなら大丈夫って言われて華麗にスルーされたところが面白かったです。

実際、指ぱっちんで仕留めたんですけどね。

しかも囲まれているときだって、特に緊張感もなかったですし。
そりゃあ、夏羽くんじゃなくても自分でなんとかしろって言いますよー。
これがアキラたんだったら、迷うことなく助けに行くんでしょうけど。

シキからすべて壊してほしいと頼まれた夏羽くんは、襲い掛かる怪物の群れに単身、突撃していくのでした。

謎の少女の正体

アキラたんを庇って負傷した隠神さんですが、左腕が毒で大変なことに……!
しかも、大量の怪物にも囲まれているので絶体絶命です。

そんなとき、小さな女の子が現れました。
隠神探偵事務所の面々が錦糸郷へ来た直後、お土産物屋さんでシキを見つめていた、髪の長い女の子です。

女の子は、隠神さんたちを取り囲む怪物たちに懐かれているよう。
隠神さんたちを襲ってはダメだと言い聞かせると、自分について来るように言いました。

辿り着いた先は、とても神秘的な雰囲気の泉です。
その泉に傷口を浸すよう言うと、なんと隠神さんの毒が中和されてしまったのです!

ドラクエやFFに登場する、回復の泉みたい!!

具合の悪い怪物が、この泉の水を飲むと元気になっていたようで、それで解毒できるかもしれないと、女の子は思ったようです。

怪物のことを知っている謎の女の子ですが、とても緊迫した様子で隠神さんたちに助けを求めてきました。
昭夫さんと深く関わりがあるようで、彼に聞き出さなければいけないことがあるよう。

虚しさに囚われたシキ

昭夫さんを守る怪物の群れを、たった一人で倒した夏羽くん(ごく一部は、野火丸くんも倒したけど)。
守るものがなくなった昭夫さんをシキの前に突き出し、どうするか尋ねました。

シキ自身の手で決着を着けるもよし。
無理そうなら夏羽くんが手を下すと言えば、ようやくシキは立ち上がりました。

心が折れ、泣き崩れてしまったシキでしたが、すべてを夏羽くんに任せてしまったこと、夏羽くんの手を汚させてしまったことを謝りながら、借りは必ず返すと誓ったのです。

けれどシキは、昭夫さんを強く憎む気持ちよりも、お母さんに二度と会えないこと、それでももう一度だけ会いたい気持ちが芽生えてしまい、虚しさに捕らわれてしまいました。

昭夫さんの断罪をやめるか、どうか。
野火丸くんに尋ねられたシキを止めたのは、謎の女の子……アヤちゃんでした。

アヤちゃんの姿を見た瞬間、昭夫さんの様子が一変。
自分の生命が危険に晒されているにも拘らず、どこか他人事に見えた昭夫さんの変化に、シキは戸惑いを隠せません。

そんなシキを置き去りにして、アヤちゃんは探し物の行方を昭夫さんに尋ねました。

探し物というのは、アヤちゃん自身が作り出した『繭』

この『繭』がある限り、アヤちゃんは昭夫さんから逃れられないよう。
そして、昭夫さんは『繭』がある限り、いくらでも研究を続けられると思っている……
断罪されそうになっても尚、他人事でいられたのは、『金の糸』を生み出す怪物と、研究成果をすでに残していたから。

おそらくアヤちゃんが『金の糸』を生み出す、突然変異の怪物なのでしょう。

そしてシキにとっては、半分だけ血の繋がりがある妹……?

ですが、アヤちゃんは自分の正体について、言及はしませんでした。
シキからすると、アヤちゃんの正体は忌まわしい存在であり、許せないだろうから、と。
でも、アヤちゃんが探している『繭』を見つけることができれば、正体を教えてくれるという言葉を聞いた隠神さんが、『繭』の捜索を依頼として受けることにしました。

『繭』の在り処

さっそく『繭』の捜索を始めた隠神さんですけど、昭夫さんが『金の糸』を世の中に公表しようとしていた一年前から、昭夫さんのことを調べ尽くしていたようです。
大体の目星はつけているのでしょう。

おもむろに電話をかけると、相手は吸血鬼のミハイさん!
相変わらずのネトゲ廃人でした……
ここまで、スエット上下が似合う吸血鬼も、なかなかいませんよねー。

でも好き♥

昭夫さんのデータベースを調べるよう、隠神さんから頼まれるも、わざわざ調べるまでもなく、『繭』を隠しているであろう場所をスラスラーと答えちゃいました。
自宅アパート、信用金庫、貸し金庫、錦糸郷山中の4ヶ所ほど上げていましたが、なにを隠していたのかまではさすがに記憶してなかったよう。

ちなみに、隠神さんたちがいる場所が、ちょうど錦糸郷の山中。
『水芭蕉の群生が印象的な泉』というミハイさんの言葉と、シキの『水芭蕉はお母さんが好きだった花』という言葉で、アヤちゃんは『繭』の隠し場所を確信したようです。

アヤちゃんが辿り着いた先は、つい先程、隠神さんの毒を中和した泉。

ただの泉が解毒する力を持つようになったのは、『繭』の成分が少しずつ水に溶け出していたからなのでしょう。

泉に飛び込もうとしたアヤちゃんを、シキは自分が行くと言って止めました。

浅いのかと思いきや、アヤちゃんほど小さい子では足が届かない深さの泉です。
アヤちゃんより背の高いシキでも、悠々と泳げてしまうくらい。

泉の中を泳いでいった先には、なんと……

『繭』に包まれて眠る、シキのお母さんがいたのですっ。

あぁ、もう……これ絶対、お母さんは生きてますよね!?
生きてなきゃ、シキが報われないよぅ!!
無事に親子の再会を果たしてほしい!と願いを込めて、第13話の感想を終わります!


 

 

 
 


 

 
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